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タクシーが来ない

久しぶりにタクシーの乗り方について書いてみたいと思う。
というのも、ここ最近、流れているタクシーを拾うのが困難な事が何回かあり、GOアプリとか知らない人は困ったりしてるんじゃないかと思うからである。

個人的には、自宅近くで10分以上流れているタクシーをつかまえられなかったことなど、未だかつてなかったのに、昨年はアプリですら呼べなかった事が何回かあり、これはそれなりに大きな変化だと思っている。

結論からするとタクシーを捕まえるには、タクシー乗り場で待つか、GOアプリ(配車アプリ)をうまくつかうのが良いという話なのだが、まずは、なぜ最近タクシーが拾いにくくなったのか書いておこうと思う。

なぜタクシーがつかまらなくなったのか

ひとつは、ドライバー不足がある。

もうひとつは、アプリを使う人が増えたので、迎車ステータスになっているからだと思う。

加えて、コロナ対策のフェーズが変わり出社が増えたものの、電車やバスより、タクシーを使いたいと思う人が以前より増えたとも言われている。

タクシー運転手というのは、給料が良いか否かで言うとそこまで高くない。
そうなってしまう理由として、タクシーの料金体系が乗せる人が1人でも2人でも価格は同じだ。それにガソリン代やら、車の諸経費が発生する、ということで、タクシーというのは、効率よく人を運んでも、そこまで報酬が爆上がりするようなシステムではない、という事がわかる。

タクシーアプリのコツ

アプリの登録や設定は先にすましておくとして、いざ使うとしたら、アプリで決めることは「乗る場所」「自分の目印」「行き先」である。

乗る場所というのは、初心者にはやや難しいと思うが、まずはどっち方向に進むのが正解なのかを考えたほうがよいと思う。

場合によっては、反対車線に来てしまうとぐるっと回るのにそれなりに大きなロスになってしまう可能性がある。

ある程度道がわかっているのであれば、進行方向沿いにピッタリ乗る場所をあわせるのが良いだろう。

バス停は見た目として、乗降しやすそうだが、バスが来ると大変迷惑なのでやめよう。交差点も停車禁止エリアなので、原則的にはNGである。そのほか、坂の頂上付近とか、とりあえず見通しが悪そうな場所は避けておいたほうが、自分の身のためでもある。

アプリで呼べばどこでも拾えるかというとやはり、反応してくれるタクシーが近くにいるか次第なので、ある程度タクシーがいる場所に自分が少し移動してから拾うほうが拾いやすいなどという事はあるだろう。

タクシーの未来

言うまでもなく、完全自動車が普及すれば、タクシーは人からロボットに取って代わられる可能性がある。
先に挙げたように、1人でも2人でも価格が同じというタクシーのシステムはシェアリングエコノミー的に考えるといまいち、効率がよくない。

法律的な絡みから実現の度合いは低いが、相乗り方式のタクシーが許可され、人数による割引などを導入すれば、CO2の削減であったり、シェアリングエコノミーの観点で合理性がある。
実際、海外ではその方式でタクシーが利用できる所もある。

あとはMaaSの観点で、「他のモビリティが、自分の状態によって連動する」というアイデアは昔から存在する。
例えば、電車に遅延が発生しているので、ここからここの区間は、電動キックボード、荷物は別輸送とか、シャトルバスで人も運びつつ、乗車している人以外の荷物も輸送するとか、物流や輸送の最適化というのは、それなりに改善の余地がまだまだ残っている。

代替手段の確保

都内で生活していると、ほとんど電車、バス、地下鉄で事足りてしまう。とはいえ、上記のように、今まで通りの交通手段がいままで通り提供され続けるという保証はどこにもなく、やはり代替手段を個々で確認しておくほうが良いと思う。
もちろんマイカーや、マイ自転車などでもよいだろうし、カーシェアリングや、シェアリングサイクルなど、いざという時に役に立ちそうな移動手段は、あらかじめ複数用意しておくことをおすすめしたい。

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