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2021.10.26 今日も私はこれを聴く


今日は何を聴こう。
家から駅までの徒歩、電車の中、目的地までの道。
私は外を歩く時必ずと言っていいほど音楽を聴く。家を出たらイヤホンをつけるのは当たり前で、つけないと何か落ち着かないような気持ちになる。私にとって毎日の風景と共に音楽はつきものである。そんな私の毎日を彩ってくれる最高のバンド「OrganicCall」についてぜひ紹介したい。


私は日本のロックバンドが好きで色々なバンドを聴くが、好きとはいえ1週間同じバンドを聴き続けるとさすがに飽きてしまう。最近は聴きたいアーティストが居なくて、家から出て何聴こう、、、とAppleMusicをスワイプしてる間に結局どれもピンと来ず駅に着いてしまう。その日の気分とガッチリ合うアーティストはなかなか見つからない。

しかし、OrganicCall(以下オガコ)はいつ聴いてもとにかく飽きない。

嘘だと思うかもしれないがこれが本当に本当で、自分でも不思議である。
自分がいくらどんよりしていても、ワクワクしていても、ドキドキしていても オガコは私にぴったり寄り添ってくれる。猫みたいな感じ。

オガコの歌は一言で言うと美しい。
歌詞一言一言がすごく綺麗で、短編小説を読んだような感覚になる。

人のない街と老人と 
響く青と走ったカントリーロード 
あの頃 何にもなれただろう 
無色石のよう 尖った感性を願った  

人の群れ 消えてしまいそう 
通り雨のよう 過ぎ行くバージンロード 
あの頃と何が違うだろう 
飛べない鳥のよう 消えた管制塔  
時計の針が止まったとしても 
時間は止まらない  

日々が痛いと知って 
戻れないと 目を覚ます 
報われないな 今日は 
それでも 春はきっと巡るだろう

      
                                        春は巡る(一部抜粋)

 

私は歌詞かメロディだったらメロディから好きになるタイプ。もちろん歌詞が綺麗なのは大きい魅力だが、それを最大限に引き出しているのはメロディとボーカルの声だと思う。

メロディで特に好きなのはギターの音。
いかにもロックバンド!というジャカジャカ掻き鳴らすギターも好きだけど、オガコのギターは優しくて心地いい。ソロじゃないところでもしっかり目立ってくるし、フロントマンにも勝る勢い。

「朝焼けに染まった街へ」ではギターソロが目立つが、正直サビの時に後ろで鳴っているギターの方が好きだな〜と思うくらい、細かいところにセンスを感じる。


ボーカルの声は伸び伸びした低音で、これでもかというくらいのフォール!そして巻舌!!良い!!!
細部まで綺麗な音にどこまでも伸び伸びした美声が乗るとこんなに良いのか…!ともう感服ですよ、私は。

オガコの音楽は全体的に心地よくて耳触りがいいので、飽きずにずっと聴けちゃうのかもね。すごい。

音源もいいが、もちろんライブもすごくいいので、気になる方はぜひライブハウスに足を運んで欲しいなあ。

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