![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/73425189/rectangle_large_type_2_305173fcf6c5c1502aacfae0454f0807.jpeg?width=800)
面倒臭がって恥をかいた話
皆さんは「面倒だな」と思われる場面、あるでしょうか。
私は多々あります。
例えば、何故かひと月もの間見つからないブラトップがあるんです。
洗濯してどこに置いたのか全く見当もつかないのですが、まぁ家のどこかにあるだろうしそのうち探すだろう(未来の私が)と思ってついにひと月が経過。
一体どこにいっちゃったんでしょうね? 気になりつつもまだ探していません。(今探さんかい)
例えば定期的に送られてくる浄水のカートリッジ。
届いたら既存のカートリッジと交換するのですが、交換時間としてはわずか20秒もかからない、何とも手間のかからない作業です。
ですが私はこれも「まぁまだ浄水は生きているだろうし」と謎の確信を持って交換してませんでした。
そうこうしているうちに、さらに次のカートリッジが手元に届きます。
おかしいですね……定期便、最大の4か月設定にしているのに……(さすがにすぐ交換した)
先日の話ですが。
娘と息子と帰宅した平日に、私たちはマンションの駐輪場にいました。
大体マンションってこういう感じのものが多いですよね。
![](https://assets.st-note.com/img/1646255375035-BVE2PEB1NK.jpg?width=800)
これ、最初自転車のタイヤを全然上手く入れることが出来なくて苦労しました。
うちのマンションはこの駐車するレールが写真のようなスライド式なので、すでに置いてある自転車ごとグイーッと横に押せば動かせるんですよ。それで自分のスペースを確保してから自転車のタイヤをレールにはめてます。
そんなわけで子供たちに「自転車とめるから、先にマンションのエントランスホールまで行ってて(寒いから)」と伝えると、ひとり電動自転車の前輪をふんっと持ち上げました。
ちなみに私がとめようとしているレールの両隣には、すでに自転車が置かれていました。
スペースも狭かったのですが、「自転車をとめながら両腕でグイグイ押してスライドさせればいいか」と考えて強行突破に踏み切ります。
私が半分ほど電動自転車をレールにかませると、腕でぐいぐい両隣の自転車を押しましたが
全くスライドしてくれません。
両手は自分の自転車を掴んでいる状態。
後輪は未だレールに乗っかってすらいない。
何度ぐいぐい腕やらお尻やらで押そうにも、隣の自転車はびくともしません。
どうしようこれは。
いつもなら息子に助けを求めるのですが、その救世主もすでにマンションの中……
えぇい、ままよ! とばかりに力を精一杯込めて隣の自転車を押してみました。すると、
押した自転車が大幅に傾き今にも倒れそうな角度に。
慌てて片手でその傾いた自転車を持ち、もう片方の手で自分の電動自転車を支えます。
どうしたらいいのこれ!!!
とりあえず傾いている自転車を立て直そうと片手で試みましたが無理です。
とりあえず自分の電動自転車を奥まで突っ込もうとしましたが無理です。
どうしたらいいのこれ!!!!
両手に花、もとい自転車のアラフォー女。駐輪場で思考を巡らせます。
すると運よく自転車に乗った親子が駐輪場へやってきました。
一度私の後ろを通り過ぎ、自転車をとめたあと駆け寄ってきてくださって「大丈夫ですか?!」と傾いている方の自転車を押さえてくれました。
神様降臨の瞬間です。
どうやら隣にとめてあった自転車のレールが何かにガチッとハマっていたらしく、そのせいで全く微動だにしなかったことが判明。
あれこれ触っているとやっとこスライドさせることが出来ました。
本当に助かりました。どこぞのお父さん、そしてその娘さん、ありがとうございます!
こうなった原因は私が面倒くさがって「まぁとりあえず自転車突っ込んでから両隣をスライドさせればいいか」と考えたことです。
次回からはちゃんと自分が自転車をとめるスペースを確保してから、自転車を突っ込もうと心に決めました。
そしてそれから1週間も経たないうちに。
駐輪場で両手に自転車、再び。
無能です。
皆さん、わかりますか。こういうのを無能というんです。学習しない人はこうやって何度も失敗をするんです。
ちなみにこの時も偶然通りがかった男性に助けられました。
傍らには娘より少し大きな女の子が。
デジャブかと思いましたが、どう見ても全く同じ顔でした。
私、同じお父さんに2度も助けられました。
ありがとうございます、本当にありがとうございます。
私にとってあなたは神様……
いや、もうこれ絶対「アイツまたやっとるやないか!」て思われていただろうな。