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少なくとも僕は歩かなかった


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ココロが折れそうになったり、逃げ出したいと思ったとき、言葉に助けてもらうようにしてます。

少なくとも最後まで歩かなかった。


これは村上春樹の言葉。去年から走り始めて以来、この「歩かない」という決意表明はランナーからすると、ものすごく共感できる表現です。

在宅勤務が主になって、いつでも走る時間ができたのは、私にとってラッキーな産物でした。これがジム通いや社交ダンスあたりが趣味だとすると諦めざるを得ません。趣味を諦める、これほどダメージのあることはないんじゃないかな。

そんなわけで走ることは性に合っていると思うし、おそらく死ぬまでランナーでいたいと願っています。ランナーであるためには適度な負荷をかけ続けることが大事。これはランナーに限らず何かしら上達を目指すなら適正な負荷を継続する、これしかない。

私が挑戦するマラソンレースは今のところハーフマラソン=21kmなんだけど、これをいきなりフルマラソン42.195kmを目標にすると膝を壊してしまう。これは自明なことで、今は走るときに膝サポーターをつけてまでして走っています。

嫌いにならないための負荷


自分の限界をきちんと知ることで適正な負荷をかける。過剰な負荷は体を壊してしまうし、せっかくステイホームきっかけで走る趣味を見つけたのに、無理をしたばっかりに「走ること」を嫌いになっては元も子もありません。無理が祟って骨折、、、普段の生活に支障をきたしてしまっては笑えません、おそらく走ることを嫌いになってしまうでしょう。

己の限界を見極めつつ、心が折れない程度のしんどいと思える負荷をかけ続けることが成長に繋がる

「適度な負荷の継続は力なり」


己の心に留めておきたいと思います。今日も私は歩かなかった、こんな風に振り返られるように毎日励みたいものです。

✳︎タイトルの背景は先日大阪城を走ったときのもの。また感染が拡がってきてしまったので束の間の旅ランだったのですが、また旅先でランできる日が戻ってきたらいいなと思います。しばらくは近所の見慣れた景色を走ることに喜びを感じたいと思います。健康第一。







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