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親としての2022年

父親として今年1年のことを書き留めておきます。


発達障害の親向け座談会


自分の経験が少しでも誰かの役に立てばという想いで始めた座談会。
コロナもあって最初はClubhouse中心でしたが、今年に入ってからは地域の公民館を借りて月に1回ペースで実施しました。

集客は正直限られていましたが、来てくれた親御さんのお話を聴かせてもらうことで私もたくさんの学びがありました。

「この話をしているのは3年前の私かもしれない」

そんな錯覚をするくらい発達障害の子を持つ親の悩みには共通項がありました。私は専門知識を持っているわけではありませんが、「私も同じ経験をしました、その辛さすごく分かります。」といった会話をしました。

勇気をもって話をしてくれた親御さんは、少しスッキリした顔をされていて安心したのを覚えています。

集客が少なかったので座談会自体を月1回から2回にするという案も出ましたが、公民館や図書館に設置しているチラシは確実に回収されていたので、これかも手を変え品を変え、実施していきたいと思っています。


チラシは地域の図書館や公民館に設置しています 【後援:NPO吉川子育てネットワーク】


人間にとっての最大の贅沢とは人間関係における贅沢のことである


私の好きな小説、伊坂幸太郎の「砂漠」の中の言葉です(実際はサンテグジュペリの引用)

今年長男は、自らの意思でeスポーツの高校を選びました。ほぼ中学に通えなかった長男の新たなリスタート。

学校に行けない、行ったとしても挫折を味った長男はいつも「学校辞める」が口癖でした。

辞めてしまうことも覚悟しましたが、それでも1年間なんとか学校に通えたのは友の存在と学校の配慮のおかげ。

「学校おいでよ」

と声をかけてくれた友だちがいなかったら、また自信を失っていたでしょう。
学校はかけがえのない友との出会いの機会と捉えればいいのだと教えてくれました。

ちなみに先日その友だちが我が家に遊びにきました。
また新たな友が長男に生きる勇気をくれるのだと思います。


長男がスクリーニングのとき、時間のある私が立ち寄った喫茶店


子から学ぶ姿勢は忘れずに


我が家3人の子どもたちはそれぞれに特性があります。

今は次男がもっとも調子が悪いですが、それは充電期間のようなもの。ときにチャレンジさせることも大事ですが、コロナ禍も相まって不安定な世の中で今は見守るのが親の役割だと自覚しています。

長女も長男次男の我儘をうまくいなしながら、図太く生きています。兄貴たちのもがき苦しむ姿を見ているからこそ、自分をしっかり見つめ直しマイペースでやっています。

私の親は子どもの頃、「勉強をしなさい」とは言いませんでした(言われたかもしれませんが記憶にない)。

私が誰かに言われてやるのが嫌いという性格を知っていたのでしょう。朝起きるのが苦手な私にも怒ることはなかったです、いつもギリギリの登校ではあったけど(今思えばそれはただの低血圧ではなく、起立性調節障害だったかも)

私の親が寄り添ってくれたように、私も子どもに寄り添っていきたいと思います。


映画鑑賞に付き合ってくれた長男
プロレス体験会に付き合ってくれた次男


渋谷デートに付き合ってくれた長女


私の子どものころの写真ww


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