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今こそ習慣を再考する~7つの習慣を読んで~


新しく始めた習慣は何ですか?


ニューノーマル(新常態)という言葉が表すように、2020年は習慣を変えざるを得ない状況が生まれました。「在宅勤務」「ソーシャルディスタンス」などコロナ渦において、変えさせられた習慣と自身の意思で刷新した習慣。

習慣を根付かせるには決意と継続が必要です。やらされた習慣よりも、主体的にやり続ける習慣をいかに自分のカラダに馴染ませるか。

私は2日1回、30分程度もしくは10kmのランニング習慣を自身に課しました。体調管理や気分転換で始めたランニングは今、自分の生活の柱になっています。

走っている間は邪念は消える、というか一歩を踏み出さない限りゴールには一生辿り着かないので、悩んでいるよりも踏み出すしかないという当たり前のことをランは教えてくれます。


7つの習慣を借り、そして買う。


習慣の重要性を肌で感じていたので図書館で「7つの習慣」を手にしました。図書館で借りたのは直筆メモ版(写真下)だったのですが、目から鱗過ぎたので本屋で買うことにしました。

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ここからは「7つの習慣」において、刺さった言葉を列挙していきます。習慣が続いているかをチェック替わりにするためにも付箋を貼りましが、これでも少ないくらい今の私にとっては必要なバイブルになりました。(付箋の数は、タイトルの画像参照)

順番は7つの習慣をなぞってはいません。あくまで私にとって刻むべき言葉の順になっている点ご了承くださいませ。


習慣の基礎「主体性と率先力」


第1の習慣「主体的である」の後に続く六つの習慣を勉強していくと、主体性という筋肉が他の六つの習慣の土台になることが分かるはずだ。

どの習慣でも、行動を起こすのはあなたの責任である。周りが動くのを待っていたなら、あなたは周りから動かされるだけの人間になっていまう。

至極当たり前のことだけど、「主体的」「率先力」を習慣にできているかを自問したとき、まったくそれができていない事実に私は愕然とした。

「やらされている」「誰かのせいでこうなった」「今の環境のせいでできない」すべては他人任せにして振り回されている自分。自分のやるべきことは自分で選択しなくてはいけない。

私のデスクには常に「主体的」「率先力」の文字が書かれた紙が置いてある。今の仕事や家族との会話、役割において自身が主体的であるか、率先できているかをその反復だ。


インサイド・アウト(自分自身の内面から始める)


たとえばあなたが幸福な結婚生活を望むなら、まずはあなた自身が、ポジティブなエネルギーを生み出し、ネガティブなエネルギーを消し去るパートナーになる。


アウトサイド・インのパラダイムに従った人は、おしなべて幸福とは言い難い結果となっている。被害者意識に凝り固まり、思うようにいかない我が身の状況を他の人や環境のせいにする。


被害者意識になっている限り、主体的ではない何よりの証拠で成長の道を自ら閉ざしている。すべては主体・率先が習慣の基礎になることを忘れないようにしています。


評価するのは自分


Win-Win実行協定では、各自が自分で仕事の評価をする。これがアカウンタビリティ(説明責任)である。自分で評価し、報告する義務を負うのである。

Win-Winの関係にするためには、自身の主体性がない限り相互関係は築けない。誰かの評価を気にしているばかりで結局自身の評価=向き合うことすらできていないことに気づいた一文。

自分が上に立とうするとWin-Lose、逆のLose-Win、妥協し合ってのLose-Loseの関係が如何に多いかを知るきっかけになった。

「誰かのために」と思って行動しても、Win-Winの関係になっていなければ、それは良好で健全な関係とは言えない。


自分が話をしたいために、ひとの話を聴いていないか


ほとんどの人は、相手の話を聴くときも、理解しようとして聴いているわけではない。次に自分が何を話そうか考えながら聞いている。

この一文が最も胸に刻んでおきたい言葉。この言葉に出会えたので本を買ったようなものだ。

そう私は、自分が話をしたいために人の話を聴いていた。これは笑うセールスマンに「ドーーン」とされたくらいの衝撃だった(あ、この例え古いですね)。

自分が話すための傾聴から共感は生まれるはずはない。相手の話に本気で共感しようとはしていない会話は結局独りよがり。そして話を聴いていないことは確実に相手にバレている。

あなたは私とは違う意見だからこそ、あなたと話してみたいのだ。私にとっては、その違いこそが大切なのである。


脚本を書き直す


実りのない生き方の脚本を次の世代にそのまま手渡すのではなく、その脚本を変えるのである。脚本を書き直し、その過程で人間関係を育てていくのだ。

コロナ渦における環境のせいにするのか、その環境下で自分がコントールできる範囲を広げて行動するのか。すべて自分が選択して行動することから始まる。

人間関係からシナジーを創り出すには、まず自分の中でシナジーを創り出さなければならないということだ。


まとめ


自身の備忘のための言葉になりましたが、目に留まるフレーズはあったでしょうか?習慣を見直すきっかけになれば幸いです。

・「主体性」と「率先力」がすべての基礎
・被害者意識にならないための「インサイド・アウト」の考え
・自分が話をするために話を聴いていないか自戒する
・Win-Winな関係を築くのは自分を評価
・ネガティブな脚本は自分の手で書き換える



図書館で借りた「7つの習慣」


実際に買った「7つの習慣」


走る習慣が根付いた本



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