2022年 夏の巡礼旅⑦~大阪市内編(その3)~
安倍晴明神社から生國魂神社に向かう途中に、ふと思い出して参拝した四天王寺。あまりの暑さにうっかり通り過ぎるところでした(^^ゞ
四天王寺
伺ったときはちょうど盂蘭盆会(うらぼんえ)の最中で多くの参拝者で賑わっていました。
大きな石鳥居をくぐります。お寺ですが鳥居があります。元来鳥居は結界を表すもので神社独特のものでは無いんですよね。鳥居の先には極楽門があります。
中心伽藍
西重門です。ここから伽藍内に入ります。
伽藍内に入ると右手に五重塔、左手に金堂が建っています。五重塔は南北に入口がありますが、通常は北側の入口が開いてます(中には入れません)。金堂には聖徳太子の本地仏である救世観音が祀られています。
一旦伽藍を出て、南鐘堂を見ながら聖徳太子をお祀りしている太子殿(聖霊院)に向かいます。
太子殿
太子堂には聖徳太子孝養像(十六歳像、秘仏)と太子二歳像が祀られていて、太子信仰の中心となっているそうです。聖徳太子霊跡第一番札所にもなっています。
お詣りを終えて歩いていると「猫の門」というものがあり、猫の彫刻が彫ってある門がありました。
六時礼賛堂
広大な境内の中心に位置するお堂で、昼夜6回にわたって諸礼讃をするところから六時礼讃堂と呼ばれているそうです。薬師如来・四天王等をお祀りしています。
御朱印
納経所にていただけます。色んな札所になっているため、多数の御朱印がありますが、通常というか御本尊の御朱印(西国三十三霊場番外)をいただきました。
生國魂神社
四天王寺の賑わいとはうって変わって静寂に包まれたように静かにゆっくりとした空間です。境内も解放感があって、とても落ち着きました・・・メチャクチャの暑さはどうしようもありませんが(^^ゞ
社殿
コンクリート製の大きな拝殿があり、その向こうに本殿があります。本殿は3つの唐破風を持つ「生國魂造り」という独特な造りなんだそうです。拝殿で上を見上げると、いくつかの天井画がありました。
お詣りを終え、向かって右手に進むと、沢山の境内社があります。流石に全部は回れなかったので社殿の横にある天満宮、住吉神社、皇大神宮の三社にお詣りしました。
御朱印
右側が通年の御朱印。左側が1月末まで拝受される干支の御朱印。実は、このコロナ禍で拝受期間を延長し、通年でいただけるそうです。が、周知徹底されていないようで、是非、皆さんに知らせて下さいと張り紙がありました。
さて、ペットボトルのお茶もぬるくなり、飲んでは汗となり、汗をかいては飲んでの繰り返し。お昼過ぎ、結構体力を奪われてきましたが、もう少しまわります。
(つづく)
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