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吉備・出雲の旅(その3)~出雲大社~

今回の旅の目的は、ここ「出雲大社」です。3年連続4回目の参拝です(^^)いろんな神社仏閣を訪れていますが、ここは別格です。鳥居をくぐると空気が一変し、社殿に近づくとドキドキしてきます。そして社殿の周りをゆっくり歩いている内に自分の空気と境内の空気とが混じり合っていくように感じます。ちなみに私は霊感とはほど遠い人間ですが(^^ゞ

出雲大社(いずもおおやしろ)
【鎮座地】島根県出雲市大社町杵築東
【御祭神】大国主命

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鳥居をくぐると下り坂の参道が続きます。すぐのところに祓社(はらえのやしろ)があり、祓戸四柱の神が祀られています。まずはここでお詣りをして身を清めます。

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参道を進むと鳥居が現れ、松の参道に来ます。

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ここからどんどんと空気が神聖になっていく気がします。まだ朝の7時半過ぎですが、既にお詣りの方が居られます。それでも人が少ないのはいいですね。やはり早い時間のお詣りがオススメです。松の参道を歩いて進みます。

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銅鳥居に到着です。向こうに見えるのが拝殿です。あの注連縄は目を惹きますね。出雲大社では「二拝四拍手一拝」です。

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お詣りが済んだら拝殿の裏側に回ります。

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八足門とその向こうに本殿の屋根が見えます。見事な千木が存在感を放っていますね。24mの高さのある大社造りの御本殿。八雲山を背にパワーを感じずには居られません。

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ここからもお詣りをします。お詣りが済んだら社殿の周りを歩いて行きます。

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ちなみに地面に謎の丸が。これはかつて社を支えていた宇豆柱です。杉の大木3本をまとめた巨大な柱です。境内の遺跡から発見されたことで高さが48mにも及ぶ社殿が造営されていたことが明らかになりました。

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本殿の真後ろに位置する「素鵞社(そがのやしろ)」です。大国主命の親神である素戔嗚尊をお祀りしています。実は結構なパワースポットで、後ろに回ると八雲山の岩肌が露出しています。八雲山は禁足地ですので入ることはできませんが、その山に触れることができます。

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御本殿の真後ろです。沢山のうさぎの石像達が見守っているのはかわいいですね(^^)

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さて、さらに進んで社殿の西側に回ります。すると、お賽銭箱があります。どういうことかというと、普通は本殿内の御神座の正面は南ですが出雲大社では西が正面になっているんです。こちらからお詣りすると正面からお詣りしたことになります。

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では何故?

調べてみましたが、そもそも大社造りの構造上、正面は西(あるいは東)になるため、同じ大社造りの神社(須佐神社や神魂神社など)は御神座が正面を向いていないことになりますね。中には、大社造りでも正面が南を向くように作られている神社(六所神社;松江市)もあるようです。

ぐるっと1周しましたが、他にも境内社がたくさん合ったり、十九社という全国の神様がお休みになるためのお社もあります。

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続いてはお隣の神楽殿に向かいます。

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出雲大社の有名な「大注連縄」です。やはり迫力あります。ご祈祷や結婚式などの祭事行事が取り行われる場所になります。ちなみに、こちらで柏手を打つと、ものすごく響くので気持ちがいいです(^^)

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神楽殿の左手にある鏡の池。

御朱印も頂きますが、こんな御時世で残念ながらこちらでも書置き対応なんですね(昨年は直書きされていましたが)。ですが、こちらで新たに御朱印帳を拝受すると神楽殿も含めて直書きしていただけます。

過去2回、紺の御朱印帳を拝受したので、今回は白の御朱印帳を。

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右が御本社、左が神楽殿の御朱印です。

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御本殿のイラストが描かれています。

さて。当初はこの後のスケジュールもあるので1時間ほどの参拝を予定していたんですが、気がついたら1時間半過ぎていました。それでも、この場を立ち去りたくない、名残惜しい感で一杯です。本当に、充電するには最高の場所です。来年も無事にお詣りに伺えるといいです。

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稲佐の浜にも寄ってきました。古事記の『国譲り』の舞台ですね。

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