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2020年 ときめいた映画 10選

波瀾万丈の2020年も明日で終わりです。想定を越える出来事ばかりが続き、あれよあれよという間に時だけが過ぎて行ってしまったという方も多いはず。私もその一人です。そんな日々の中でも、私を平凡な日常に引き戻してくれたのが、映画館と映画です。

今年一年を通じて映画館で鑑賞した作品数は125。毎回鑑賞後、映画ノートをつけています。ページをめくりタイトルを見ていると、あれこれと感想を思い出します。あらゆる物事が大きく揺らぎ変化を求められる中、映画館と映画はなんとか持ち堪えてくれたこと。言葉では言い尽くせないほどうれしく思います。

そこで今回は、2020年に映画館で鑑賞した全125作品の中から、タイトルを見ただけでそのときめきがよみがえる10作品を選出しました。ご覧になった作品はあるでしょうか。(*鑑賞した順番にご紹介します。ランキングではありません。)


パラサイト 半地下の家族

韓国社会の隅々まで見尽くしたような気持ちになりました。


ジョジョ・ラビット

初めて戦争映画を穏やかな気持ちで鑑賞できました。


悲しみより、もっと悲しい物語

恋愛と悲劇がいいバランスで絡み合っている秀作です。


三島由紀夫VS東大全共闘 50年目の真実

この映画のおかげで、三島三部作のうち2冊を堪能できました。


JOKER

2019年公開当時、鑑賞しなかった自分を平手打ちしたい気分です。


ハニーランド 永遠の谷

これはドキュメンタリーなの?と何度なく自分自身に問いかけました。


窮鼠はチーズの夢を見る

俳優の成田凌さん、今後の活躍がとても楽しみですと、評論家みたいなことを偉そうに口にしたくなります。


異端の鳥

主人公の男の子は、町からやってきた普通の一般人である事実に驚愕。


滑走路

「鬼滅もいいけど、滑走路は半端なくいいよ」と私は言います。


群衆 『国葬』『粛清裁判』『アウステルリッツ』

史実に正比例、反比例するかのように、群がる人たちに着目した映像芸術。まるで能舞台を鑑賞しているようだ。コロナ禍を発端とする時代の転換期に直面している現在において、鑑賞する意味は極めて大きい。


コロナで始まりコロナで終わらず、いまだ現在進行形の2020年。人類史においても非常に重大局面にある中、まるでその時期に合わせるかのように始めた「はてなブログ」。2019年12月3日から書き始めました。現在は、主に映画のこと、わんちゃんのこと、占いのことについてつづっています。日々の生活から何かを感じる。そしてそのことを発信する。映画は時の流れを映し出す鏡の一つだと思っています。数年後あるいはもっと先に、自分が書き残した映画の記録はこの困難な時代にどう感じ生き抜いたかを示す存在になるのではないかと考えます。そういう意味においてはとても貴重な体験をしているとも言えるかもしれません。

来年も映画との更なる良縁を願って、今年の映画10選を締めくくります。





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