保育士不足を補う「策」は存在するか
「子どもが好き」「子どもに関わる仕事がしたい」という人は世の中にわりといる。また、保育士資格を持ちながら保育とは別の業務に就いている人は数十万人いると思われる。かく言うわたしも、何の経験も資格も無いまま、子どもと関わった経験もほぼ無いまま、児童養護施設で働き始め意外に馴染んでいる。
保育業務に携わることのできる人(経験は無くとも意欲はある人を含む)の数は、国内におそらく数百万人はいるだろう。厚労省の言う「潜在保育士」は資格を持ちつつ保育業務に就いていない人を指し、これは約95万人とされるが、様々な理由から保育業務に就けない人もいるためそれほど意味のある数字ではない。資格の有無にかかわらず、世に広く人材を求め教育すれば、保育現場の改善や活性化につながるのではないか。
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