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学習効率は受発信で上げよう

生きていると、「この人頭が良いな」という人に出会うことがある。思慮深いコミュニケーションが卒なく取れる人たちだ。その飽くなき知的好奇心により、さまざまな情報に触れ息を吸うように知識を吸収する人たちだ。この人たちは決まって、チャレンジ精神も豊富であり、常日頃から何か小さな挑戦を心がけているのだ。

2015年夏、大学3年生だった当時、学歴コンプレックスを強く持っていたことから、自身で事業をはじめ、周りよりも早く短期・長期のインターンシップに顔を出しまくっていた。学歴なんか関係ない、そう信じ込みたかったのだ。勉強ができるからなんだ、テストの点数が良いからなんだと言うのだ。俺たちの方が確実に人生楽しんでるぜ、友達も多いぜと思い込みたかったのだ。

インターンシップをきっかけに、さまざまな環境・大学の学生の関わる機会に恵まれた。こう考えると、やはり社会に触れる機会は大切だなと今でも強く想っている。当時から「この人、なんでこんなに頭が良いのだろう?」と感じる人と出会うようになった。社会人も同世代も。今となっては年齢関係なく、頭が良いと感じる人たちがいる。

この差がなんなのか。たしかに蓋をあけてみると、学歴が高ければ頭が良いというわけではないが、頭が良いと感じる人たちが高学歴である確率は高いわけだ。実際に現代でも学歴による採用活動を行なっている会社は多く存在する。

頭が良い人なと感じる人たち。それは、決まって傾聴力と伝達力が高い。ではなぜ高いのか。シンプルだ。たくさんの失敗を経験しているのだ。本人の中で失敗と認識していないことも多いのだが、結局のところ、たくさんの発信をしているのだ。中には学習がもともと得意であるという人もいるだろう。しかし実態としては、とにかく伝える力が強い。そして普段から飽くなき知的好奇心を持ち、常に新しい情報であったり興味関心を持ち知ろうとしているのだ。

知的好奇心が低いと、学習効率を上げることが、なんとものすごく難しい。なので、採用活動においても自分でインプットして行動できるかという判断を行うにあたり、「知的好奇心」を評価している会社は少なくない。

では知的好奇心がなくても、学習効率を上げるにはどうすれば良いのか?答えは簡単だ。

とにかくアウトプットすることを習慣に(もしくは自分ルール化)し、インプットせざるを得ない状況をつくるのだ。アウトプット前提のインプットと、ただの自己満足のインプット(なんとなく本読む)とでは、学習効率が全く持って変わる。本当に驚くほど、定着率も上がるのだ。

僕の場合も、アウトプットの習慣化・ルール化をし始めてから、ポンコツから並程度+αぐらいのレベルに到達した感覚を持っている。

アウトプットを固定してインプットせざるを得ない環境さえつくれば、学習効率が飛躍的に向上し、「頭が良い人間」になれるのだと思っている。

小さな頃、いろいろ勉強しておけばよかったなどと、過去を悔やむことは無意味なので、今この瞬間に行動変容を起こし、新たなスタートを起こすことを強くオススメしたい。

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