「朱夏」という言葉を知っていますか？

こんにちは、Tsubasaです。留学の話からは逸れてしまうのですが、今回は最近出会った言葉の話をします。

突然ですが、「朱夏」という言葉をしっていますか？
個人的には聞き馴染みのない言葉でした。一方で「青春」という言葉はわたしだけでなく誰しもが知っていることと思います。

「青春」も「朱夏」も古代中国の五行思想であり、これら2つの他に、「白秋」「玄冬」があり、これを人生のそれぞれの期間に当てはめたものだそうです。古代の思想のため、それぞれの振り分けは諸説あるそうですが、大まかには以下であるとのこと。

• 青春：誕生〜20代前半まで

• 朱夏：20代後半〜60歳頃まで

• 白秋：60歳〜75歳頃まで

• 玄冬：75歳頃〜

朱夏はパースに到着し、6年ぶりに会った恩師から教わった言葉です。

「Tsubasaはいま朱夏が始まったばかりだから、まだまだこれから。何だってできるんだよ。」

そう言われた瞬間になんだか心が明るくなって、やる気が満ち溢れるような気持ちになったのを覚えています。

現在わたしは27歳。大学生活を「人生の夏休み」を言い表した人は実に的確だと思います。大学生活が自分の中でまさに「青春」だったわたしは、青春が終わったことを受け入れつつも、これからいたずらに続く人生をどう生きていけばいいか漠然と考えていました。気持ちよく過ごしていた高度を捨て、これからはどんどん降りていくだけなんだと考えていました。

でも青春を過ぎても終わりじゃない。その次には朱夏という時が待っている。むしろ未熟だった青春時代に比べ、これからの朱夏は、夏の太陽が照らすように明るく、そして前向きな季節である。これからまさに人生の主題に入っていくそんな局面にいるということです。わたしにとって朱夏は始まったばかり。全力で鮮やかな絵を描くまさにその時を過ごしている。そう思うとどんどん力がみなぎってきました。

それにわたし夏生まれなので、やはり夏はどう足掻いても心が躍ってしまうんですよね。笑

朱夏。いい言葉だと思いませんか？
人生まだまだこれから。朱夏を生きる皆さま。陽射し溢れ命踊る季節を謳歌していきましょう。