~ASD~ 変化の苦手なBBAが旅をする #1
朝露が霜に変わるのも、もはや時間の問題。
朝は手袋をつけて歩きたい石巻から、TAKです おはようございます。
私が、石巻で暮らしている家は少し古い一軒家です。
元々、カナダ人ダディJさんと日本人ママM子さん夫婦&バイリンガルな子ども3人、そして犬2匹のSファミリーが暮らしていました。
ひょんなことから、5人家族が住むこの家に、私は下宿させてもらうことになりました。
今から、8年程前になります。
一緒に住み始めてから、何年か過ぎた頃、SファミリーがJさんのお仕事の都合でカナダへ引っ越すことになりました。割と急展開で。
それから今に至るまで、概ね1人で家守り的な感じで私はこの家に住み続けています。
カナダに引っ越したS家は、何年かごとに帰省し石巻の家で過ごします。
そして、今年は、M子さんと末っ子のSくんが2人で来日し、石巻へ帰って来ました。
いつもの如く、感情を外に出してませんでしたが、かなり嬉しい出来事でした。
Sくんが、物心ついた頃から、S家にまざって私が共に住んでいたこともあり、引っ越したばかりの頃は、
「なんでTAKだけ、石巻に置いて行ったの?」
「TAKは、ダディとママがアダプテッド(養子に)したの?」
と、M子さんに話していたそうです。
そんな、Sくんも来月、ティーンエイジャーになります。
私にとっては、いまだに愛らしいです。
4年ぶりの再会をお互い喜び、数日間の石巻での日々を楽しみました。
M子さんとSくんは、石巻からM子さんの実家のある札幌へ行く予定でした。
いよいよ、再びお別れの日が迫ったある日、
M子さんが、冗談混じりに「TAKも一緒に札幌行く?」と尋ねて来ました。
Sくんは、「うんうん、それ良いね。一緒に行こう!」と喜んでいます。
日常生活の変化に弱い、ASDの私。
心の中で、行かないよね〜と自分でも思ってました。
しかし、翌日、パソコンを開くと何気なくフェリーの情報を見ていた私。
そして、M子さんに聞きました。
「本当に、一緒に行っても良いんですか?」
M子さんは、「もちろん、もちろん!行こうよ、TAK」と言ってくれました。
Sくんは、「やったー!」と喜んでくれています。
感謝しかない。
そんな訳で、北海道に行って来ました。
この決断は、私としてはとても珍しいこと。
大阪と宮城から出て、寝泊まりするなんて何年ぶりだろう。。。
事前に石巻のスーパーで買っていた東北限定の芋煮うどん、スープが肉々しくて美味しかったです。
夕飯は、カップ焼きそばを食べたので、うどんは朝ご飯です。笑
個人的には、時間に余裕があればフェリーの旅は快適だと思います。
苫小牧西港には、M子さんのご両親がお迎えに来てくれていました。
孫のSくんと、グランパ、グランマは嬉しい再会。
「おまけがついて来て、すみません」と言いながら、私もM子さんのご両親と数年ぶりの再会&ハグ。
北海道は思っていた程、寒くなく気候もちょうど良い感じ。
着いた日の夜、M子さんの運転で旭山記念公園へドライブ。
北海道の綺麗な夜景を見ることができました。
北海道到着1日目、陸に上がっても少し揺れている感を味わいながら、無事到着に感謝しかない。
そんな感じ。
Shalom!
TAK
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?