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続けることの重要性、高まる。

まず最初に白状しますが、僕は自分の意見を理路整然と述べることができません。

それは伝えたいことがない、ということではなく、単純にロジカルに話すことが苦手なのです。

基本、僕の話は拡散型。だからNoteの記事のように順序立てて説明するのは至難の技です。この記事を書くだけでも2時間以上かかってしまいました。

そんな時間と労力を割いてまで、Noteを定期的に更新している理由について、今日は書いてみました。

変化球、投げられません

誰かに情報を届けようとして、なかなか見てもらえずに歯がゆい思いをしている人。まさにその1人が僕です。

どうやったら多くの人に見てもらえるか、試行錯誤を繰り返しながら話題になっている情報のパターンを分けてみました。

まず一番わかりやすいのが、直球勝負の欲求に直接的に投げかける系。分かりやすいところだと、いくら儲かります、とか、お色気などの「直球系」です。

次に多いのが、あえて過激な発信をする「炎上系」。YouTubeではよく見かけたり、やりすぎてニュースになってしまったりするアレです。

他にも、一般的な認識とはあえて違った主張をする「逆張り系」もあります。常識や一般的な認識とはあえて違った主張をする方法ですが、蓋を開けてみたら案外普通の意見であるということもよくあります。

案外普通の内容という意味でいうと、タイトルだけ誇大に書く「つり系」の情報なんかもあります。

細かく見て行ったら他にもたくさんありますが、調べても調べても不器用を地で行くような僕には到底真似できる代物ではありません。どうしたら良いものかと頭を抱えるばかり。

1、2年で情報量急増中

情報量が多いから工夫をしなくちゃいけないのはずっと前からだよ!という声が聞こえてきそうなので、ちょっと補足しておきます。

確かにインターネットが一般家庭に導入されてから、情報量はずっと右肩上がりです。でも、ここ1、2年の情報量の増え方はちょっと様子が違うこと知っていましたか?

なんとここ1、2年の情報量は、前年比50%程度も増えているそうです。それまでの伸びに比べても明らかに異常です。

情報が急増した理由については記事の中で取り上げられているので、ここではその理由については考察はせずに話を進めます。

だからこそ、情報を発信してもなかなか多くの人に届けにくくなってきた、そして最近やたら過激な主張や欲求に直球の情報が増えてきているのではないだろうかと僕は感じています。

続けることに注力しよう

情報量の急増する中で、自分が発信する内容を誰かに届けるのは難しさが増しています。

それでも、先にあげたような飛び道具や変化球に頼ることもできない僕のような人間は、一体どうしたら良いのでしょうか。

そんなことを考えている時、周りで「続けること」の大切さを主張する人が増えていることに気がつきました。

例えば、僕の大好きなニッポン手仕事図鑑の編集長、大牧圭吾さんのブログ。6年も毎日続けているそうです(スゴすぎるっ)

他にも、退職学という新たな学問を作ろうと行動されている佐野創太さん。投稿数が100以上。これもすごい。

一回の発信で届けられる人数は少なくても、続けることで多くの人にメッセージを届けることができる。シンプルですが、明確で力強い理屈です。

しかも、「続ける」ということは、単純に自分の意思との戦いであって、考え方やキャラを変えて発信する必要はありません。

これならば僕にもできるのではないだろうか?と考えた結果、このブログの定期更新を再開したというわけです・・・まだ1週間ですが。(もし自分に負けて投稿が滞ったら、遠くで笑ってやってください。)

1週間で効果を実感しています

とはいえ、毎日発信するネタを考えるのは、早くもシンドイです。

なので、多少僕なりに工夫しています。僕の場合はまずはふと思ったことを簡単に言語化して、Twitterで発信することを意識しています。

Twitterであれば、まとめ上げるのにそこまで時間がかかりませんし、思いついた時に投稿が可能だからです。

そこで反応が良かったり、自分の中でしっくりきた内容のみを深掘りしてみて、こちらのNoteにアップするという流れを1週間続けています。

(いや、まだ1週間なので、あれですけれどね。)

それでも早くも周りから更新を楽しみにしているという声をいただけるようになりました。

中にはブログを見て共感したという方から、協業の提案もいただくなんてことも起こりました。(想定外ですよこれ)

しかも、副次的な効果ですが、自分の頭の中が整理整頓されていく効果も得られています。

今まで拡散的な話し方しかできなかった僕が、ここで一度まとめることによって理路整然に(に近い感じで)話せるようになっている感じがあります。

「続けること。」極めて古典的で、今更感のある話ではありますが、今この時にこそ求められているものなのだと僕は実感し始めています。



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