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いちばん簡単な万年筆のお手入れ方法2ステップ

こんにちは。
文学コピーライターでファミレスで文章を書く人=中野谷つばめ です。

中学生の頃から万年筆を使い始め、20代前半で万年筆の販売経験があり、上の画像の通り万年筆のコレクションを持っています。

4月12日の記事は はじめて使う万年筆のおすすめ3選 でした。

買った万年筆は、使いましょう。
インクを入れてみたもののその日だけ使ってあとは放置してしまい、いざ使おうと思ったらインクが出ない……という状況になっちゃったら、もう万年筆は使えないの? と嘆いているあなたへ。

大丈夫です。
その万年筆、使えるようになります。


目次
かんたんお手入れ2ステップ
万年筆を長く使うための注意点


かんたんお手入れ2ステップ

1)万年筆のキャップと軸を外し、スペアインクを外します。
2)ペン先をぬるま湯にいれて一晩放置。

これだけです。
放置したあとは、水気をよくふきとってから新しいインクをいれます。
ティッシュの上にペン先を置いて、朝から夕方まで放置でもオッケーです。
使わない時は、かわかしたらそのまましまっておきましょう。
使うときは、新しいスペアインクをいれましょう。

1)で、外したスペアインクをまた入れるのはおすすめしません。
いれっぱなしだったので、インクがベストの状態ではないからです。

万年筆は、書けば書くほど自分の手に合ってきます。
長く使いたいですね。

わたしの持っているデュポンの万年筆は、20年以上使い続けているので、かなり使いやすいです。
はじめは、ペン先が硬いかなあと思っていました。
使ううちに、ものすごく書きやすくなりました。


万年筆を長く使うための注意点

1)インク入れっぱなしで1週間以上放置はNG
2)自分に合った万年筆を使う


1)インク入れっぱなしで1週間以上放置はNG
一度インクをいれたら、がんがん使いましょう。

インクを入れたまま放置してしまうと、内部でインクが固まっちゃって、書けなくなります。
書きたいときに、万年筆が使えません。
がっかりです。

だから、万年筆、どんどん使いましょう。
手紙を書くときにも、ノートにメモするときにも、万年筆です。

2)自分に合った万年筆を使う
さらさら書きたいとき、筆記具をかなり倒して使う癖があります。
それが自分に合ってます。

万年筆を選ぶときも、筆圧が強いのか弱いのか、から考えて自分に合った万年筆を使いましょう。

買う時には、販売員のいる売り場で試し書きをおすすめします。

作家の向田邦子さんは、他人が使いこんだ万年筆を譲り受けていたそうです。新品よりも、使いこんだ万年筆は固さがやわらいで書きやすくなっているからです。

わたしは新品の方が好きです。
これから、自分好みにカスタマイズできるから。



さて。
2日間にわたり、万年筆について書きました。
万年筆についての疑問をお持ちの方は、質問をお寄せくださいね。
こちらから。
題名に「万年筆」といれてください。
このnoteの記事としてお答えします。
たくさんの質問をおまちしてます。



中野谷つばめ
2020年4月13日記す


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