【1000文字小説】みいちゃんの思い出
みいちゃん、どうしてるかなあ。
みいちゃんは、小学校のわたしのクラスメート。学校から帰るときはいつも一緒で、うちの近所の交差点で右と左にわかれて帰った。
学校からは、子供の足で15分くらいかかって遠かった。
土曜日も学校があって、お昼までで、給食もなかったから、帰りはものすごくお腹がすいた。
わたしは早く帰りたいのに、みいちゃんはわたしより背が低くて歩くのが遅かった。おなかがすいてる土曜日は、すごくいらいらした。
一度、みいちゃんが途中でお腹が痛いといいだしたこと