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瑞々しい感性は再び手に入るのか/石井


幼少期はきっと皆、感性が豊かで雲ひとつ、お味噌汁に浮いた具ひとつそれらを動物に例えたり、文字に見立てたり


揺れるカーテン、煌めく水面を科学的な視点ではなくて、知り得る中で空想物語をたてたり


子育てをする中で、幾度となくその無垢な感性に触れ直し、感動し、笑った


例えば煌めく水面を見て
「みて!星が落ちてるで!」
落ち葉を見て
「痛かった?」
つい最近は小1の末娘には市役所に出生届を出したら小学校から通知が来ると知れば
「なんでそんなん出したん」
と怒られた


そしてハタと、私のこの感性いつの間にどこいった?と思うのであります残酷すぎるほど純粋で、核心をついたような、大人になってからは、まるで手の届かない幼少期の発想


人を無碍な心で傷つけ、大人からはそんな失礼な言い方したらあかんって言われた事もあった


あの感性のまま、大人になったらどんな文章を書けるのだろう


幼少期みたいに語彙力がない方がストレートな表現になるのかもしれない


そうだ、少ない語彙力の小説


それが私風


というわけで今回もツバメ物語は進んでない!


へへへ

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