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大学生が「中村天風哲学」について考えてみる

半年ほど前に大谷翔平選手が話題にした『運命を拓く』

これは中村天風という方の教えが書かれた書籍で、現在は大谷選手をきっかけに本屋さんでも「中村天風コーナー」が作られるほどである。

じつは昨日、
『中村天風の教えが3時間でマスターできる本』の発売記念講演会に行ってきました!

たまたま縁があり、招待していただいたので沢山の大人の中に混ざってお話を聞いてきました

ドキドキでしたが、参加してみると楽しかったです

私はイベントに誘っていただいた時は中村天風という方自体知らなかったのですが、元々哲学的なことが好きなので思い切って「行きます!」とお返事しました。

書籍も貸していただけて、一通り予習してから臨みました

前置きが長くなってしまいましたが、ここからは私なりに中村天風さんの教えで響いたものを抜選して書いてみようと思います!

①「人生はうまく行く」と信じていれば必ずうまく行く

一番根底にあるのはこの考え方。
「心配」「悲しみ」「怒り」「妬み」「苦しみ」がない状態、積極的な心を持っている状態は自身の健康を促し、最大限の力が発揮できるのだという。

正直、そんな簡単にいうけれど「そもそも、それらの感情がない状態なんて作れるのだろうか」と突っ込みたくなった

しかし、後の方を読んでいくと
”自分の負の感情はすぐに移動していく雲のようだと捉え、遠くから眺めるだけでいい”
と書いてあった

つまり、負の感情を持つことはあってもそれを自分で長く持ち過ぎないこと。3秒で忘れるのが理想なのだそう。

インターネットが普及した時代だからこそ、インスタで流れる写真などをみると他人との比較が多くなってしまうように思う。相手よりも幸せでないように思うから妬みとか苦しみも感じやすいのだろうか。

②夢は言葉だけでなく映像化せよ

自分が叶えたいことを口に出すこと、「観念要素の更改」
と言うそうだけれど

つまり自分に言い聞かせ信じ込ませる方法である

鏡に向かって、真剣に自分の実現したい事項を発する、という具体的方法も興味深かったけれど

私はその先の「映像化する」という要素に着目した。

映像化することで、より自分の実現したい夢は現実味が増しイメージトレーニングできるからではないかと考えた。
もし実現のチャンスが訪れた時にはイメージしていたように動くだけで良い。

「先が予測できない」「どうしていいかわからない」
という状況は恐ろしい

それらを回避するための映像化であるだろうか。

夢は言葉に出すだけではなく、細かなところまで想像してみる
そうすることで、達成に必要な筋道も見えてくるためかもしれない。

③嫌いな人にも思いやりを持って優しく接する

講演会でも、「優しく接するのは難しくないですか?」と質問が出ていた。

特に社会に出たら、仕事でどうしても会わなくてはならない人、関わらなくてはならない人が多くなる

まだ私自身は学生だから理解できない部分もあるけれど、苦手な人と毎日顔を合わすのはきついだろうなと想像できる

私はこの教えには部分的に反対したい、というか「優しく接する」とは具体的にどこまですることだろうか。

苦手な人に「この人は自分の味方だ!」と確信されるほど優しくする必要はないように思う

どちらかといえば「相手の意見にも偏見を持たずに耳を傾ける」とか「わざと意地悪なことはしない」くらいでいいのではないか。

その人に嫌なことをされた過去があったり、偏見があると
”相手がどんな言葉を発しても「自分の敵だ」と思いこみ距離をとろうとしてしまう”

こういったことは辞めて、「フラットに接ししなさい」という解釈に留まることにした。考えは変わるかもしれないけれど今のところは。

最後に

最後まで読んでいただきありがとうございました。
知識はまだ未熟ですが、これからもう少し深めていきたいです。

詳しい方がいましたらコメントいただけると幸いです🍀


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