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都知事選!おもしろくなってきた✨

都知事選、関心はあれど投函されたマニフェストも未読。小池百合子さんと蓮舫さんの対決〜的な映像までは横目でみながら、きちんと向き合わずにきた。なんだか変わらない気がしてたから。

東京都はスウェーデンやオーストリアなど、北欧の国やヨーロッパの歴史ある小さな国と同じくらいの予算規模。
そのうえ知事という職は一人に決定権が集中しているポジションであるそう。

小池さんには新しくなった子ども手当でお世話になる予定で本当にありがたく,引き続きこういった政策は続けてほしい(子どもの数が少なすぎるのでここへの負担は大きくないと思う)けれど、「都政は国政にも影響を及ぼせる」と、都政から国全体のことを考える若い才能が出馬していることが、心から嬉しい。


SF作家さんも出馬されていてびっくり!2022年〜2023年は、新井素子先生作品のほか、ほとんどSFを読んでいなかった。2023年の年始にSFの物語を起点に2000年さきの未来をバックキャスティングする樋口恭介さんのイベントに参加したくらい。早速『サーキット・スイッチャー』を購入、これから読む予定です。

SF作家さんはアメリカでもよく国政のブレーンとして参加していたりするし、藤井太陽先生が何年か前に公的なのお仕事に参加されていたので、SF作家さんが国や地方の公的な未来策定に参加されることは珍しくはないと思う。

今回は、オードリー・タンさんを彷彿とさせるキャラクターの安野さんが、まさに「こういう人にいて欲しかった」ど真ん中な活動をされていて、感無量。今さらだけど、人工知能の松尾研究室出身の方!ぜひ活躍してほしい。

日本の大正時代からの人口曲線の資料を見ると、20年前から分かりきったことであるのに思わず絶句してしまう。それに現代の明晰な頭脳や才能を持つ30代世代のリアルでは、自分ファーストで小さなコミュニティを回していくことが最適解となりつつあると理解していて。

まぁそうしなければ不当に搾取される状況に思えるので仕方ないとはいえ、本当に窮屈な社会だな、などと、それこそ自分勝手に思っていたけれど、

現実にはもちろん、それだけなはずなどなくて(!)

こういうこと考えてくれる日本の若い才能が落合陽一先生一択だけな気がしていたここ数年、勝手に日本を残念がっていた私はリサーチ不足でした。もっと早く気づいて作品も読んでおきたかった!


しみじみと、嬉しい。

「すぐには当選しないだろう」

という大方の予想を裏切って、
まずは石丸さんに出てきてほしいな。

newspicksの動画で加藤浩次さんが、「このままでは石丸さんと安野さんで票が割れちゃうから(もったいない)」と話されていたけれど、そのとおりだと思う。お二人の間で通じるところがあったのが、とても好ましく見えました。

安野さんのいうとおり、AI界隈は動きが早くて、今適切に動かないとあっという間に状況が変わって別対応を迫られると思うし、いま、安野さんが毎日ライブで話されているように、これだけAI関連の策定について具体的な議論の基盤を用意されているなら、実装に着手されるところまでをぜひ見てみたい。




※2/29東京都と予算規模が同じ国のうちオーストリアをチェコと書いてしまっていたのが間違いであったことが判明。訂正いたしました

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