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大きい一年生と小さな二年生

このnoteは、『基本読書』の冬木さんが、noteに書いた私(椿りつ)のコメントを消してしまい。挙げ句の果てにはコメントができないようにブロックまでしてしまい、ショックのあまり試行錯誤しながら書き続けている、noteです。

こんばんは。みなさま。
本日は、本当に暑い日中でしたね。
明日も暑いそうなのですが、画像とはいえ、山中の涼しげな花を眺めて、少しゆっくりしたいと思います。

冬木さんのことなのですが、ここ2、3日のnoteは、
日常の延長で記録していました。
問題を問題と捉えることにも、根気がいるのだな。
と、改めて起きたことを振り返ります。

冬木さんは相変わらず、何事もなかったかのようにクオリティの高いコンテンツの提供を続けています。

それとこれとは別のことなのですが。
きちんとお話をしたいと思い、それを発信するだけで。

「尊厳の問題」だなんて、大袈裟じゃないの?
「悪意」をむけてくる人間に、誠意で応える必要はないからね。
才能のあるものに楯突くな。自分を顧みろ。

問題を提起するときには、どこからともなく湧いてくるような、
こういった声たちにひとつひとつ、
問題をわけ、整理して考えていかなくてはなりません。

きちんと疑問に思ったことを、質問したい。お話ししたい。
私がずっと、大切にしてきたことです。
それは、そのとき誰に分からなくても、
そこで話されたことによって、ひらかれるものがある。
そう、思うからです。

閑話休題。

そしてまた、ホタルブクロの季節になりました。

ホタルブクロを見ると、『大きい一年生と小さな二年生』を思い出します。この花を見るたびに思い出される方も、多いのではないでしょうか。

私も、小学生の頃はもとより、中学生、高校生になっても、
たまに読み返していました。

体が大きいのに、学校までの暗い道を、ひとりで歩くのが怖い小学校一年生の男の子と、その子に慕われる、体は小さいのに気が強い、2年生の女の子のお話です。

お話は、気の強い2年生の泣くところを初めて見た男の子が、ある決心をし、一人で行動していくまでの場面が、クライマックスです。

女の子が泣いた理由は、遠くまで探し、やっと見つけ、2輪だけ持ち帰ったホタルブクロが、いじめっ子たちとの喧嘩で潰れてしまったことでした。

男の子は、たくさんのホタルブクロが咲くという、見たこともない場所に、一人で出掛けていきます。

山の崖の暗い道の恐ろしさも乗り越え、頼もしかった女の子が泣くという大変な状況に、知らない人にだって、声をかけて情報収集をする。

友達のために、
怖いものすら、乗り越えていける力が出て、
自分の持つ本来の力に気づく、なにかが起こる。
男の子は、成長するのです。

そして、美しいものが壊れてしまって泣いたこと。
みなさんには、覚えがありますか?

壁と卵
黙殺と尊厳
そして、戦争と平和

冬木さんはよく、
「世の中にはそういうルールがあるようです。」

という、世の中のルールの話をしていました。

卵の側に立つことも、
尊厳を確立させてきた人類の歴史も、
戦争と平和がいまだに混在してしまうタイムラインも

ルールをどう、内在させているのでしょう。

書かれていた質問を消し、一言もなくブロックをし、
話し合いの場から、私を締め出す。

そこには、どのようなルールがあったのでしょう。

ホタルブクロは、本の中の二人にとって、大切なものでした。
1年を通して、その時期にだけ咲く、
いつも過ごす場所では手に入らないもの。

二人がそのホタルブクロについて話している時間は、
とても貴重なものでした。

次回は、どうして私のコメントが削除され、
申し込んだ読書会への問い合わせに答えがなかったのか、

見えなかったこのルールについて、考えてみたいと思います。


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