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東京「逆のものさし人参畑塾」
日時:2023年5月6日(土)
   18:00~20:00
場所:読書のすすめ店内
参加費:千縁
テーマ: 「一以貫之」
ー“勝ちたい”と“負けたくない”、から考えるーー

ゴリラの研究の第一人者 山際壽一さんから学んだことに、猿の“勝ちたい”と、ゴリラの“負けたくない”があります。

人間は進化において、猿と分かれ、ゴリラとはそれより後で分かれています。

ですから、進化の近いゴリラの生態を見れば、人間とは本来どういう生き物なのか、現代の人間の何がおかしなことになってきているのか、わかるといいます。

例えば、ケンカ。

猿は、勝ち負けをはっきりさせ、強弱・優劣をつけます。

ゴリラは、他のゴリラが仲裁に入り、強弱・優劣をつけず、面子を保ったまま引き分けるのだそうです。

猿は“勝ちたい”生き物で、
ゴリラは“負けたくない”生き物だと。

現代人は、比較競争の強弱・優劣・をつける、猿に近くなっています。

教育でも、ゴリラに近いはずの人間の子は“負けたくない”だけなのに、こぞって猿的な“勝つ”教育を押しつけています。

勝ち負けは、人間を競わせ伸ばす力にもなりますが、優劣・上下をつけて心の歪みもなります。

では、進化上ゴリラに近いはずの人間の生き方“負けたくない”とは、どういうことでしょうか?

(ちょっと考えてみてください)
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「理想」に向かって、「志」をもって進むということではないでしょうか。

「理想」や「志」は、優劣や上下で分けられない、他者と比べられないものです。

今も昔も、自己の「理想」を追い求め「志」をもって生きた人が、歴史に名を遺しているのではないでしょうか。

「一以貫之」 

勝ち負けや優劣ではない、他と比べられない自己の「理想」を追い求め「志」を貫く、

それが、「一を以て之を貫く」こと。

人参塾でお会いし、“縦糸の読書”を通して対話して、

鶴嘴(つるはし)が鉱脈にカチンと当たるように、
それぞれの理想にカチンと触れられるような、

また、志という火に薪を投じて炎が燃え上がるような、

そんな対話ができることを願って、開催させていただきます。

😃同日21時より、
読書のすすめYouTubeライブ配信、
一緒にリアル参加しませんか😃

【逆のものさし人参畑塾とは】
時代が変わっても変わらない人間の生き方を、歴史・先人から学ぶ“縦糸の読書”を通して、本質を学び今に活かし後世へ伝える勉強会です。
明治初め、福岡で陽明学を修めた女医 高場乱(たかばおさむ)が、薬用人参畑の中で興した興志塾(通称 人参畑塾)で、西郷隆盛の精神を継ぐ頭山満ら玄洋社を育てました。
自分の私利私欲に偏らない「殺身成仁」、人にぶら下がらない「天下一人を以て興れ」、その精神を伝えていきたい。
https://note.com/tsubaki3103/m/mdb300ef0c5dc

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