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【1億稼ぐ子どもの育て方】

【作品名】1億稼ぐ子どもの育て方
【著者名】午堂登紀雄
【出版社】主婦の友社
【キーワード】
・イノベーター人材育成(イノベーターとは、新しく登場した製品やサービスが普及する際に「最も早く受け入れる」人たち)
・起業家精神を持っていること、「起業力」を育む教育

・非常識なほど稼ぐには、自分が好きな仕事、夢中になれる仕事をしていなければ、到達しえない
・稼ぐ力とは、「課題発見能力」「新しいことに挑戦する姿勢」「問題解決能力」が必要
「現状に甘んじないイノベーション志向」

・「協創できるコミュニケーション能力」
・変化に対応する(対応させられる)のでなく、みずからが変化をつくる側に回ること、ひとつではなく複数の成長シナリオを持ち、常にアップデートすること、回復力が強い人間になること

・ギフテッドの発掘育成
・STEAM教育
科学・技術・工学・芸術・数学の5つの英単語の頭文字を組み合わせた造語。 科学(Science)、技術(Technology)、工学(Engineering)。 芸術・リベラルアーツ(Arts)、数学(Mathematics)の5つの領域を対象とした理数教育に創造性教育を加えた教育理念。

・基礎学力の高さがイノベーションを起こす力の土台になってるとは言える
・子どもの教育格差は、親の情報格差

・親がしかる場面は少ない
成功者の幼少期「親から叱られたことはあまりない」
しつけとは導くこと、言い聞かせる、理由を問い掛ける、みずから気づくよう促す
しかる、精神的に成熟していない親

・親はあまり期待せず、環境整備する
・自分で決める習慣、自分の意思を表明する習慣
・家族のリーダーシップをとる役割を与える
旅行や誕生日会、クリスマスパーティー、夕食の準備など

・ひとりで完結される経験
旅行、おつかい、サマーキャンプ
・チームで成し遂げる経験
ボーイスカウト、ロボット教室
・クリティカルシンキングを身につける方法の一つ、プロコン分析
メリットとデメリットの両方を考えつく限り出し尽くし、比較して決めること

・親の語彙数と子どもの学力は比例関係にある
語彙の多さと幸福感には相関関係がある
語彙が増えれば、思考領域が広がり、思考も深まり、さまざまな事象や感情に対処できるようになる

・子どもの質問を歓迎すること、問いがあって初めて考えることができる

・レジリエンス(復元力)
回復力、弾力性、適応性
挑戦をたたえ、失敗をたたえ、失敗から立ち直る経験

・安易に褒めない
褒めると外発的動機づけで動く習慣になる
「この絵のどこが気に入ってるの?」
・親に大切なのは「傾聴」と「共感」

【感想】
夫と子育てについて話した時に、夫婦で子育ての方向性を統一させるために、子育てのスローガンを決めることにしました。それは自由と自立。自由に、そして自立できるように支えること。
自立は、自分で稼げる、納税できる、社会貢献できるようになって欲しいと願いを込めて。
ただ、AIが普及して、今まで当たり前にあった職業もなくなると言われてる時代に、これからは「個性を大切にした仕事」「好きなことを仕事に」なんて、どんな仕事だったら、生活に困らない程稼げるのか、想像が付きませんでした。笑
それに、横並び主義の教育を受けてきた私にとって、個性を伸ばす教育が何か、自分が子どもの時に体験してないため、自立に向けた教育が実践できるのか不安でした。

そんな不安を抱える私に、将来、稼げる子になるために必要なことは何か、教えてくれる一冊でした。

日本の教育と海外の教育と違い、これから求められる人材、どんな経験を積むことが大切かを知ることができました。(実践できるかはまた別の問題ですが、、笑)

今までの常識は、非常識になると思うし、固定概念を持たずに接することを肝に銘じ、きっと子どもたちから教わることの方が遥かに多いのだと思いながら、子どもたちを眺めるように育てていきたいです。

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