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Rolleiflexというカメラ。

こんにちは、Takumaです。
今回は僕が愛用しているRolleiflexというカメラについてのnoteです。


1.Rolleiflexとは

Rolleiflexは、1928年に発売したドイツ製の中判フィルムカメラです。

二眼レフカメラという名の通り、2つのレンズがついている変わった機構をしています。上のレンズでファインダーに像を映し、下にあるもう一つのレンズでシャッターを切ってフィルムに光を焼き付けます。

中判フィルムカメラは、ブローニーという少し大きめのフィルムを使います。より多くの光を受け取ることができるため、描写がとても繊細で階調のバランスも美しいです。

Rolleiflexには沢山の種類がありますが、僕はRolleiflex 3.5Fを使っています。王道の2.8型と3.5型の違いは大きく2つあります。
①開放の絞り値が違うこと
②焦点距離が違うこと(2.8型は換算44mmで、3.5型は換算41mm)

また、レンズもカール・ツァイス製のPlanar(プラナー)と、シュナイダー製のXenotar(クセノタール)という2種類があります。その差は正直よくわかりませんが、描写の柔らかさに違いがあった気がします。笑

長くなるので、詳しくはこちらの記事などをご覧ください。
https://sunrise-photo.net/?p=29162#Rolleiflex-6

ファインダーに映る景色を眺めるだけで楽しい。

2.なぜこのカメラを使っているのか

最初は、親友のTakuya Okadaくんが使っていたのを見て影響されました。
(カバー写真は彼に撮ってもらったお気に入り)

そしてこれまた親友のShotaroくんが購入しているのを見ていると、気づけば手元にこのカメラがある始末。うん、いいよね。笑

実のところは、元々Pentax67(通称バケペン)という総重量2kgのカメラを使っていたのですが、ヨーロッパ周遊旅行で持ち運ぶ際にRolleiflexは最適だなと思ったことが手にするに至った大きな理由です。軽いは正義だね。

また、なんといっても佇まいに品があって美しいのです。
僕は、Rolleiflexがあらゆるカメラの中でも一番に見た目が好きです。

日本でも海外でも、首から下げて持っているだけで声を掛けられることもしばしばありました。おうちに置いている時もインテリアの一部として存在感があります。

使っている時はもちろん、使っていない時も美しいカメラ。

そんな素敵なカメラだと僕は感じています。

使っていない時も美しいカメラ。

3.使ってみての感想

見た目もですが、使うときの所作が美しいところが大好きです。
以下の文章は、Rolleiflexで写真を撮るときの一連の流れになります。

はじめに、フィルムを丁寧に装填して、巻き上げのレバーをゆっくりと回していきます。次に、写真を撮る前にじっくりと目で見て、視線を下のファインダーに移します。絞りやシャッタースピードのダイヤルを調節し、ピントを合わせます。最後に、シャッターを優しく押すと、「チッ」という小さな音が鳴って写真を撮ります。

デジタルカメラに比べると、面倒に感じるかもしれません。

しかし、この一連の動作を繰り返して撮影した12枚の写真はどれもかけがえのない宝物になっています。限りがある中でも丁寧に撮影されたものには、やはり愛着が湧くのだと思います。

所作が美しいカメラ。


4.作例

使用フィルムはfujifilmのpro400Hかkodak portra400です。
今後もinstagramの方を更新していく予定です。お楽しみに〜。

最後に

ここまで読んでいただきありがとうございました。

実は現在僕のRolleiflexは修理に出しているところで、もう少しで戻ってくる予定です。ブローニーの価格はどんどん上がっている現状ですが、そんな中でも価値のあることだと思うので、僕はこのカメラで大切な瞬間を未来へと残していきたいと思います。

では、また次のnoteでお会いしましょう。

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