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定点観察しているから気付けた、自分の成長ーカウンセリング日記その3ー

こんにちは。なかむらです。
カウンセリングを受けるたびに書いている、カウンセリング日記も3回目になりました。その1その2はこちら。

前回のカウンセリングから2週間。今回は、ずっとカウンセリングで扱ってきたテーマに関して状況の変化と、それに伴うもやもや感があったので、カウンセリングをお願いしました。

これから詳しく書いていきますが、今回のカウンセリングで、今取り扱っているテーマはちょっと区切りが付いた感があります。お金との相談でもありますが、ちょっと次は間を空けようかなと思っています。

そんな今回のカウンセリングで感じられた価値は、大きく以下の3点です。どうぞ。

初回、2回目でもらったカウンセラーさんの言葉を糧に成長することができた

ぼくは、相談をすることが苦手です。

「気を使わせていないかな」
「こんなことで悩むなんてダサい」
「しょうもないことで相手の時間を取るのもなあ…」

本当は相談したい、話を聞いて欲しい気持ちがあっても、こんなことを考えてしまって、気軽に相談をすることができません。

これは、カウンセリングを受けようと思った理由でもあります。

ですが、初回・2回目のカウンセリングでカウンセラーさんからこんなことを言ってもらいました。

「それだけ色々なことがあったのなら、悩むのは当然だと思いますよ」
「その悩み、全然ダサくないと思いますよ」
「そんな気持ちになること、ありますよね」

これらの言葉は、「ぼくの悩みは悩むに足るものだ」という自信を与えてくれました。だからこそ、この悩みは周りの人に頼ってもいいんだ、相談してもいいんだと思えました。

そんなカウンセラーさんの関わりの結果、今回カウンセリングを受ける前に、もやもやしていることについて友達何人かに相談することができたんですね。

これはぼくにとっては大きな変化です。

カウンセラーさんと友達。役割は違うけれど、どちらにも適度に依存することが、ぼくがヘルシーに楽しく生きていく上で大切なこと。

これまでのカウンセリングでカウンセラーさんに悩みを受け止めて、承認してもらえたことで、今回自分で依存先を少し広げることができました。

2年くらい同じ悩みを抱え続けていた自分を、認めることができた

一連のカウンセリングで扱っていたテーマは、2年くらいずっと抱え続けていた悩みでした。

ぼくの心の中を占める割合は大きくないものの、ずっと心の何処かにあるし、たまにグググっと浮上してくると、ぼくの心はかなり捕らわれてしまう。

そしてそんな悩みを2年間抱え続けていることを、ぼくは漠然と「良くない」と思っていました。

自己解決することも、周りに頼ることもできず、ずっと抱えてしまっているなあ。なんの進歩も成長も見られないなあ。

でも、今回カウンセリングの場でこの悩みにじっくり向き合っていく中で、カウンセラーさんにこう言われました。

「2年間、その悩みを抱え続けられたことは素晴らしいと思います。」
「きっとこの経験は、中村さんの『抱える力』を成長させてくれたんじゃないですか」

とにかく抱えて込んでしまうのが、自分の悪いところだと思っていたぼくにとって、この言葉は思ってもみなかったもので。

でも確かに、「抱え込む」ことが大切な時もある。悪い面ばかりに目が向いていたけれど、この特徴は自分の良さでもあるんだ。

そう思えると、過去の自分を肯定してあげることができました。

カウンセリングの中で他者からの目が入ることで、自分が持っていなかった視点からの見方を得ることができる。そんな経験だったなと感じています。

モヤモヤとうまく付き合えるようになった

前に書いた二つと重なる部分がありますが、今回のカウンセリングで一番実感したのは、突発的なモヤモヤ事象への対応力が上がったことです。

今回のカウンセリングは、初回のときと同様に、突発的・外的なモヤモヤ事象が起こったことがきっかけでした。

初回のときは、そのモヤモヤ感に心が支配されてしまって、仕事も手に付かず、早く帰らせてもらったり、予定をキャンセルしたり。その日すぐにカウンセリングを受けて、なんとか回復できたという状況でした。

でも今回は、その時ほどダメージを受けず、モヤモヤとうまく付き合いながら、軟着陸することができたと感じています。

やったこととしては、以下の3ステップ。

①その日すぐにその出来事に目を向けず、バラエティを見て気を紛らわす(でも、無視することはしない)
②余裕ができたら、少しずつ友達に開示していき、モヤモヤを理解していく
③ある程度整理できたタイミングで、カウンセリングを受ける

これによって、日常に大きな支障を出すことなく、自分のモヤモヤの正体を探っていき、ある程度解消させることができました。

特に今回良かったのは、①の部分。

モヤモヤ事象の直後にじっくり向き合うのは消耗してしまうこともあるし、感情に心を支配されすぎてしまうこともある。

でも、少し時間を置いてみるだけで、少し落ち着いて客観的にモヤモヤと向き合えるようになりました。時間は、いろんなものを解決してくれます。

カウンセリングは定点観察

全体として、今回のカウンセリングはぼくの成長や変化を実感したり承認したりすることができた場だったと思っています。

それって、1人では気付けないことも多いのではないでしょうか。そこまで俯瞰して見れなかったり、変化に気付けなかったり、悪い面ばかりに目が行ってしまったり。

そんな中で、カウンセラーさんがフラットな立場で話を聞いてくれて、ぼくの変化や成長を伝えてくれるというのは、自分自身の変化に気づくという意味でも、とっても価値のあること。

そんな定点観察のような役割を、カウンセリングが果たしてくれると実感できたカウンセリングでした。

その意味でも、やっぱりカウンセリングは継続することが大切だなと改めて感じました。

写真は三重県の離島、菅島にある灯台。日本最古のレンガづくりの灯台、だった気がする。

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