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【おすすめの書】キリスト教は邪教です!の重要ポイント⑥

ニーチェは130年も前に私たちに
キリスト教のヤバさを伝えてくれていました。
私たちはニーチェが警鐘を鳴らしてくれていることに
全くと言っていいほど気付くことができず、
支配者や走狗などに騙され続けてきました。

キリスト教は一神教で最終的に戦争に辿り着いてしまう
危険極まりない害悪な宗教です。
この本はある程度、キリスト教のヤバさを知っていただくために
読んでいただきたい一冊です。

この本の中から重要だと思ったポイントを
紹介させていただきたいと思います。

教会の「自虐史観」を笑う

私はため息をつかざるを得ません。
現代人に対する軽蔑のため息を、です。

私は昔の人に対しては、少し大目に見てやろうと思っています。

数千年間も続いてきた、
まるで精神病院のようなキリスト教の世界について考えるとき、
私は用心に用心を重ねています。
私は人類が精神病院になってしまった理由を、
人類のせいにしないようにと気をつけているのです。

しかし、いろいろな事情がわかっている現代では別です。

昔でしたら単なる病気で通用しましたが、
この現代において、キリスト教を信じているのは、
本当に許されないことなのです。
怒りを超えて吐き気さえもよおします。

キリスト教の僧侶が「真理」という言葉を口にするだけでも、
我慢することができません。

キリスト教の神学者や僧侶、法王の言葉は、
すべて大ウソであるという常識は、
現代に生きる皆さんにはぜひとも承知しておいてもらいたい。

まあ、奴らだって、「神」がいないことくらいわかっています。
「罪人」「救世主」「自由意志」「道徳的世界秩序」
がデタラメだということも。

だから、現代に生きる普通の人が、
「神」がいると考えるのは、冗談ではないということです。

キリスト教会の正体はすでに明らかです。

教会は、自然に存在している
さまざまな価値を奪い取るための組織なのです。
悪質なニセ金作りの集団です。
僧侶の正体も明らかです。
彼らはもっとも危ないタイプの人間であり、
他人の人生にたかる寄生虫なのです。

キリスト教の僧侶と教会が行った犯罪は、
人類が自分たちの手によって、自分たちを汚して
辱めたという吐き気をもよおすようなことでした。

僧侶たちは、「あの世」「最後の審判」「霊魂の不死」
といった大ウソを武器にして、支配者となったのです。

今では誰もがそのことを知っているはずです。
しかし、それにもかかわらず、世の中は変わっていない。

政治家だってそうです。きわめて普通の人で、
実行力もある反キリスト教徒のくせに、
自分をキリスト教徒と名乗って教会の儀式にでかけるような人がいます。
彼らには節度もなければ、自尊心のかけらもありません。

軍隊のトップであるドイツの君主(ヴィルヘルム2世)までが、
テレもせずに、自分がキリスト教徒であると公言しているくらいです。

キリスト教が「この世」と呼んで否定するのは、
「人が兵士であること」「人が裁判官であること」
「人が愛国者であること」です。
それに、「自分の身を守ること」「恥を知ること」
「自分にとっての利益を求めること」「自分に誇りを持つこと」
といった、人間が生まれつき持っている本能です。

こういった大切なものが、キリスト教にそむくこととされている。

キリスト教徒と呼ばれて、恥ずかしくない人は、
大きなウソから生まれたできそこないなんです。

キリスト教は邪教です!(講談社+α新書)

人類が精神病院になってしまった理由は
すべてキリスト教のせいだと言ってもいいと思います。

1494年に西経46度37分から西側をスペインの領土、
東側をポルトガルの領土とする身勝手な取り決め、
トルデシリャス条約が作られました。

この時のローマ教皇がアレクサンデル6世です。

この条約のせいでスペイン・ポルトガルは
本当に他国を自分たちの領土と認識してしまい
各地で武力を行使し、大虐殺を繰り返すこととなりました。

アレクサンデル6世は悪魔に擬した風刺画も描かれています。

ローマ教皇に悪神が入ったのは
アレクサンデル6世よりずっと前の世代で、
ローマ教皇がホノリウス3世から
グレゴリウス9世に代わってから3年後くらいのことです。

※キリスト教は自己受容・他者受容から大きく乖離していて、
カニバリズム(人肉嗜食)に繋がってしまう邪教です。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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