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日本の健康診断(肥満度)の無意味さ。危ないからBMI撤廃よろしく。

なぜ日本の健康診断は、未だに体重・腹囲から肥満度(BMI)を計測するのでしょうか?

私は小さい頃から体が大きかったこともあり、基本的に肥満体型と呼ばれる部類の人間でした。(BMIから)しかし、今思えば、それも半ば洗脳によりそう思わされていただけのような気がしています。

3ヶ月程前から趣味で筋トレを初めて、初めてInBodyで計測を行いました。(体に流した電流の抵抗から、脂肪率・骨格筋肉量などを測定する)

計測によると、体脂肪率は普通の範囲内。筋肉量が通常より多いと言った結果でした。肥満の誤った判定を受けて、食事制限などを進められてしまうケースもあるのではないでしょうか?

筋トレを趣味としてトレーニングをしながらマクロ栄養管理法などの知識を勉強してわかったことですが、「不適切な食事制限・有酸素運動による体重の減少は、同時に筋肉量の減少も引き起こす。」とのことでした。


筋トレ抜きの減量には、リバンドの恐怖がつきまとうということ。

ケース1

食事制限と有酸素運動

→体重の減少・筋肉量の低下

→もしリバウンドしてしまった場合

→脂肪だけが増える

→再び痩せるのが大変になる。

ケース2

食事制限と筋トレ

→体重の減少・筋肉量の維持

→もしリバウンドしてしまった場合

→筋肉量は維持できているので減量が楽

前者は、体重の減少量だけで見れば筋肉と脂肪が同時に減ることになるので、体重の減少も早いのは確かですが、食生活がもとに戻ったときのことを考えると、「筋肉量低下による基礎代謝の減少」が起きていることが考えられるので、リバウンドしてしまうのも早いのです。

比べて後者は、上記に上げた心配もなく、むしろ基礎代謝量は上がったままなのでリバウンドをしてもそこから減量するのはあまり難しくありません。

「マラソン・長距離走選手のようた体型になりたい」と思う人もいるかと思います。しかし、彼らは運動量に見合った量の食事とトレーニングでやっとあの筋肉量を維持しています。一般人が有酸素運動だけを継続してしまうと脂肪も落ちますが同時に筋肉量も低下することでしょう。

そこで最初に話した健康診断の話に戻りますが、体脂肪率などが正確にわからない方法で肥満と断定するのは危険過ぎやしませんか?

骨格や遺伝から、日常的に運動をしていなくても筋肉量が多いために体重が重い人がいます。反対に体重からは、正常の範囲内でも筋肉量が少なく隠れた肥満の人もいるでしょう。

それらをまとめて身長と体重から判断するのは危険だと考えます。

特に筋トレをしている人は、そういった適当な判定を無視する勇気も必要なのではないでしょうか?InBodyでさえ、電気的にな計測に過ぎません。人間の内部抵抗は水分量などからも大きく上下します。

鏡で見たときの自分の立ち姿・お腹をつまんだときの脂肪量が一番正確に自分の体の変化を知らせてくれるのかもしれません。

とにかくぼくが言いたかったのは、

「みんな痩せたいなら筋トレしましょう」

ということです。



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