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在宅勤務を求めて転職サイトの面談を申し込んだら勝手にハイクラス向けルートに乗せられた挙句コンサルタントにボロクソにdisられた件

ラノベとかのタイトルがあんな感じなのもこうやってタイトルで内容が分からないと読んでもらえないからなんだろうな。
ってことでタイトルどおりの悲しい出来事があったのでせめてNoteのネタにしてやろうと筆を執った次第でございます。

前回までのあらすじ

なんとか在宅勤務ないし辛くない形態の労働を求めて大手エージェントではない特化型の転職サイトに登録してみたが不発に終わる。

ていうか前回書いた2つのサイトとも、条件は聞いたので合いそうな求人があったら送りますね~みたいな感じで終わった後何の連絡もない。こっちとしてもまあいいかなという感じではあるので丁度いいとも言えるが…


転職サイト泣きの1回

前回で既にもう詰みましたみたいな書き方をしたんですが、とはいえ今の労働に何の希望も見出せず止まったところで体が壊れるのを待つだけなので、泣きの1回ということでまた別の転職サイトに登録する。リモートワークやフレックス等の働き方に特化…というような触れ込みのサイトである。
会員登録して希望条件など入力すると、面談サポートが受けられますとのことで予約を入れた。
始めは、「転職活動に関する悩みに沿った支援を提供している」「まずはオンライン面談で状況を伺います」ということで、これまでのサイトと違い先に職務経歴書を出せといったオーダーもなく、気軽な感じで相談できそうだな期待する。

面談は平日の労働終わりに間に合う時間を確保することができた。当日の午後になって「限界太郎様によりフィットした提案のできるコンサルタントが確保できたので担当を変更しました」とかいう連絡が来て、なんじゃ?と思ったが、○○(知らん人の名前)から××(知らん人の名前)に変更しますとか言われても何が分かるということもないので、特に疑うことなく面談を迎えた。

面談

面談では、何を見てサイトに登録したか、経歴、転職理由、希望条件など、転職エージェントの初回面談らしいことをいつものように聞かれ、いつものように言葉に詰まりまくりながら進行した。
選考の面接どころかエージェントの初回面談の時点で、同じことを何度聞かれても同じようにしどろもどろになっているのが本当に終わっているのだが、この経歴や希望条件を話すのが本当に苦手なのだ。

まず、経歴の話で決まって聞かれる「今の会社に決めた理由」。就活の時点で、ブラックそうな業界や営業に配属される可能性が高そうな会社を避けるという程度の基準しか持っておらず、受けた会社の業界もバラバラ、そしてとにかく面接に落ちまくったので、最終的にたまたま内定の出た会社の中からまだ仕事に興味を持てそうな会社を選んだ、というそもそも何の筋も通っていない話を口下手な人間が話すものだから当然支離滅裂になる。

転職理由にしても「出社がしんどい、なんならそもそもフルタイム労働がしんどい」、それで希望条件が「在宅勤務などとにかく辛さを減らす働き方、年収は下がっても構わない」しかなく、良く思われないのは分かっているがそこを誤魔化したら転職する意味がないので取り繕いようがない。でも正直に話し始めるとコイツマジかみたいな空気になる(ように感じてしまう)ので、顔色伺いながら余計なことを口走って話がとっ散らかり、最終的に変な妥協条件付きで伝わってしまう…みたいなことを毎回やってしまう。

今回も例に漏れずクソみたいな話しぶりになってしまった上、コンサルタントも期待していたような働き方の相談に乗ってくれるという感じではなく、過去の経験を活かすのがいいですね、こういう仕事なら紹介できますと推してくるタイプで、これは合わんかなあと萎えてしまった。
結果、最後の質問タイムでは沈黙が流れ、予定より短い時間で、条件の合う求人が出てきたら送りますね…という形となって終了した。

本編 ~面談後に届いたメール~

ここで終わればただの転職エージェントが合わなかった話なのだが、事態が急変する。

またしてもエージェントの面談すら満足にこなせなかったことへの自己嫌悪、おそらく今回も不発であろうという徒労感の中ぼんやりとメールを確認すると、転職サイトからのメールが届いている。
このサイトは、マイページ内に企業やエージェントと連絡の取れるチャットがあり、チャットが届くとメールで通知されるシステムなのだが、メールを開いて目を疑った。以下がそのメールの一部である。


黒塗り部には年収や職種が書いてあります。まあ隠すほどでもないんですが。

実際は「■条件」の上に、今日の面談で話した転職理由や経歴が書いてある。あー、さては面談のメモを誤爆したな?




は?「威圧(ぼく)」

実際はこれ見て一瞬硬直した後乾いた笑いが出ました。人間のこういう反応って本当にあるんですね。

だいたいクロージングって何やねんという話で、これ実はチャットのスレッド名が面談前と違っていた。サービス名は伏せるが、面談前の連絡は「なんたらサポート」みたいな名前だったのが、この連絡だけ「幹部どうたら」みたいな名前になっている。
そのサービス名で検索してみたところ、要は幹部候補の求職者を転職サイトから企業に逆紹介する、というようなものだった。

当日の謎の担当者変更、全然働き方の相談をさせてくれない面談…全てが繋がった。
限界太郎くんの学歴そこそこで正社員としての経験年数だけはあるプロフィールを見て、
サイト内で記入する欄があったので書いておいた転職理由「体調を崩してリモート希望」のような明らかにキャリアアップを求めていない内容は見ず、
勝手に求めてもいないハイクラスの面談ルートに乗せた挙句、
ド直球のdisを本人宛に誤爆!!!


全然違うじゃん!私もう転職活動やめる!!

こうやってコミュ力だなんだで値踏みされるのが無理だから、やっぱり転職とかじゃなくて社会から脱出するしかないんだよな。とはいえスキルもコネもない、私にはなんにもない…!


その後

これどうしてやろうか、サイトのチャット見に行ったらもう消えてたけど、「本日は面談ありがとうございました。○○様もご指摘のとおりコミュニケーションがうまく取れず申し訳ございませんでした。」みたいな嫌味入れたお礼メール送ってやろうか?あるいは会社の問い合わせフォームに転送してやろうか?などと考えている間に謝罪のメールと電話が入りました。

で、こういう相手に100%非がある場合の謝罪を受けた経験がなく、こういう時にどういう反応をしていいか分からなかったので、コミュニケーションがうまく取れませんでした。う~ん、正解!

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