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#7 アーティストまわりのスタッフ(サポートのプロたち)

前回は、コンサートにおける舞台まわりのスタッフをご紹介しましたが、今回はアーティストに近い部分を役割別に見ていきたいと思います。

アーティストマネージャー

出演者が輝けるよう、何かと身のまわりの準備やお世話をします。当日のホール入りから退館までのタイムスケジュールが、しっかり進むように時間による動きを管理。「そろそろリハーサルですよ…」など細かいリマインドなんかも含め。荷物管理や細かい作業も色々とあります。アーティストが気持ちよく演奏できるよう、テンションアップ 盛り上げも仕事のうち!?

制作担当

コンサート全体を予算も含め管理・準備していくキーマン。主催側のご担当者様と連携をとり(主催者自身のこともありますが) コンサートが企画され開催に至るまで、会場・開催概要・告知・移動交通・宿泊・必要物手配などなど… 全般に関わりますが、当日は各所と密な連携をとり、万事滞りなく進むように動きます。

衣装/ヘアメイク

アーティストの体制によりいたりいなかったりですが、舞台に立つ出演者を着飾る専門家。お客様に披露される見た目を整えるというお仕事は、アーティストの印象や本人たちのモチベーションにも関わります。格好良いアーティスト像を作り上げます。盛り上げ上手な方、リラックスさせ上手は助かりますね。


そして、舞台まわりスタッフに入れようと思いながらあえてこちらにしましたが、…

調律師

ピアニストが弾くピアノは、楽器持ち込みではなくホールのものを使用するため、毎回一期一会です。当日に出会うことがほとんどなため、コンディションが読めない…ところを、ベストに調整頂く調律師は大変重要です。コンサートの音に関わるという立ち位置なので、アーティストの一部を形成している存在とも言えます。ベストなプレイとベストな音が追究されコンサートは届けられています。

アーティストによっては、楽器を準備しケアするローディーさんや、色々な専門の方がいらっしゃいます。マネージャー以外でも、所属事務所やレコード会社の方が、アーティストの近くに関わることもあり様々です。

コンサートは団体競技。総力戦なのです。

さて、執事はご紹介のうち何役を務めているのか…?
(ピアノの知識はございません…)

それではまた。うるわしゅう。

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