![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/139035994/rectangle_large_type_2_13d853f421406cc08676d60747c64c95.jpeg?width=800)
燕三条の「ものづくり」は、さらにその先へ。伴走支援プログラム「DM Factory」の参加企業募集中!
「DM Factory」の公募を開始します!
燕市・三条市は新潟県のほぼ中央に位置し、金属ハウスウェア・作業工具・刃物関連等を主とした金属製品の産地として栄えてきました。人・技術・情報の交流をはかり新商品・新技術開発のきっかけづくりや、地域文化の活性化を促進するための拠点である燕三条地場産業振興センターとロフトワークがタッグを組み、地場の企業のデザイン経営導入を支援する3年計画のプログラムを実施しています。
前年度にあたる1年目では、「デザイン経営を社内に導入する支援」を行い「見学」「講習」「ワークショップ」を通してデザイン経営の導入方法について学びました。今年度にあたる2年目では「デザイン経営のサイクルを体感する伴走支援」を行います。そして、3年目では「事業化に向けた計画支援」を行う予定です。
「ものづくり」で地位を確立してきた燕市・三条市のエリアが、デザイン経営を武器に、さらにその先へと成長することを目指します。
![](https://assets.st-note.com/img/1714471982371-8V1HXigCbg.jpg?width=800)
今回の募集では、2024年6月から8月までの3ヶ月間、プログラムに参加する企業を募集いたします。
▼エントリーはこちら(締切:2024年5月30日(木)12:00)
https://forms.gle/yxVXjuLkWiiNE6d76
昨年度のプロジェクトの様子
2024年2-3月に開催した、自社でデザイン経営を実践するための導入支援プログラム。
全3日のプログラムを通じて、デザイン経営の基礎を学びました。
▼ DAY1|講師:スノーピーク
・社内外にビジョンを広めるしくみ
・ユーザー視点を持つこと
![](https://assets.st-note.com/img/1714478745784-47o7Ec1tFB.jpg?width=800)
![](https://assets.st-note.com/img/1714478745753-p9Jq0EFb58.jpg?width=800)
▼ DAY2|講師:TENT青木氏
・デザイナーとの対等な関係性(共創)
・試作的な考え
![](https://assets.st-note.com/img/1714478781791-6KQQLrBm2W.jpg?width=800)
![](https://assets.st-note.com/img/1714478781881-gL6OdNj8hu.jpg?width=800)
▼ DAY3|講師:知財弁理士 土生氏
・自社らしさを知的財産によって形つける
・守る→外部にはたらかせる知的財産
・デザイン経営コンパスを用いて「現状理解」「ネクストアクション」を作成
![](https://assets.st-note.com/img/1714526452877-MKYCTwFMj8.jpg?width=800)
![](https://assets.st-note.com/img/1714526452636-jRlD0mQmKb.jpg?width=800)
![](https://assets.st-note.com/img/1714478797001-N7Skkpedh8.jpg?width=800)
自社分析から事業計画まで。プログラムの3つの特徴
プログラム期間は、2024年6月から8月までの3ヶ月間です。自社分析からプロジェクト計画の策定まで段階的に支援し、持続可能なデザイン経営を実現することを後押しします。本プログラムを通して、 燕三条エリアの次世代ビジネスのリーダーとなることを目指します。
今年度からご参加いただく場合でも、参加される企業ごとの課題感に合わせて実施内容を調整することが可能ですので、安心してご参加いただけます。
1)「デ意識」を通してこれまでとは異なる新規事業プロセスを体験。
これまでの視点から一歩踏み“出”る。そして、“デ”ザインの力を活用して相手起点で物事を捉え直そうとする意識を、DM factoryでは「デ意識」と名付けました。
自社の技術起点からだけではなく「デ意識」を持つことで、自社の提供する商品やサービスが、生活者、地球、未来に対してどのような影響を与えるのかを考えることにつながり、世の中に届けるメッセージに変化が起こります。共に本プログラムを通してそれぞれの「デ意識」を育て・探索しましょう。
2)メンターによる個別アドバイスも。他者の視点を借りて自社を深掘りする。
プロジェクトメンバーが参加企業のもとを訪問し、事業の当事者がまだ気づいていない自社の隠れた知的財産や価値の可視化を行います。
次に、具体的な課題を定義します。これは事業が直面する問題や改善可能な領域を明確にし、効果的な解決策を見つけるための重要なステップです。
参加企業はメンターからの個別アドバイスを受けながら、デザイン経営を実践します。
3)プログラム修了後も自走していくための地図を描く。
製品やサービスなどを具体的な形にするプロトタイプの制作、検証しながら、ビジネスモデルを更新します。
プログラムの最後には、プロジェクト計画を立てることで、プログラム修了後も事業者がデザイン経営を自走していけるようサポートを行います。この計画には、今後のビジネス戦略の策定、リソースの配分、プロジェクトのタイムライン設定など、プロジェクトの持続的な成長を目指すための要素が含まれています。
5/21(火) 「デ意識」を体感するキックオフイベントを開催!
「DM Factory」始動とあわせ、5月21日(火)にキックオフイベントを燕三条地場産業振興センターで開催します。イベントの後半でプログラム活動内容の説明会と来場者間での交流会を実施します。本プログラムへの参加に興味のある燕三条エリアの企業の方は、ぜひこちらも合わせてご参加ください。
▼詳細&お申し込みはこちらから
プログラムのスケジュール
![](https://assets.st-note.com/img/1714531373842-UBVJ1ReTww.png?width=800)
・キックオフイベント:5月21日(火)※確定
・企業訪問:5月22日(水)※ご参加を悩まれている方に対して訪問を実施
・公募締切:5月30日(木)12:00 ※確定
・参加決定通知:5月31日(金)※確定
・新規事業創出プロセス体感合宿:6月6日(木)・7日(金)※確定
・企業テーマ設定:6月24日(月)※調整中
・新製品・新サービスのコンセプト設定:7月前半 ※調整中
・プロトタイプ制作・テストの実施:7月19日(金)※調整中
・成果報告会:8月9日(金)※調整中
・プロトタイプ結果を踏まえてロードマップ策定:8月後半※調整中
・進捗報告会:10月 ※調整中(本プログラム終了後の進捗報告会を予定)
※ スケジュールは現時点での予定です。今後、変更する可能性もありますことご了承ください。
公募概要
■募集期間:
2024年5月30日(木)12:00 締切
■定員:4社
■受講資格
・次の①、②のいずれかを満たしていること
①三条市もしくは燕市に事業所を有する者である
②公益財団法人燕三条地場産業振興センターの出捐団体に属する者である
・経営にデザインの視点を取り入れたいと考えている経営者の方またはマネジメント層の方
・やむを得ない場合を除き、本プログラムに欠席なく参加できること
■受講にあたっての依頼事項
・プログラムの中では、以下のメンバーの参加を求める場合があります。
・経営者ならびにマネジメント層の方
・自社の製品企画・開発の担当者
・自社の製品・サービス開発に関わっている社内外のデザイナー
※ 上記はあくまで理想の体制であり、少なくとも経営者の方が参加されれば事業への参加は可能です。
■参加費
1社あたり:220,000円(税込)
※燕三条地場産業振興センターより参加費の請求があります。
※事業アイデアの検証に必要なプロトタイプ制作費・展示会出展などに関わる費用は参加事業者にご負担いただきます。
■ご案内
「DM Factory」へのご参加を悩まれている方につきましては、ご都合がよろしければ5月22日(水)に運営メンバーが企業訪問させていただき、詳細ご説明させていただきます。
▼エントリーはこちら(締切:2024年5月30日(木)12:00)
https://forms.gle/yxVXjuLkWiiNE6d76
プロジェクト運営者
![](https://assets.st-note.com/img/1715057794281-5G2QOfINDP.png?width=800)
燕三条地場産業振興センター
三条市・燕市は新潟県のほぼ中央に位置し、作業工具・刃物関連等を主体とした金属製品の「金物の町」ならびに「金属洋食器」「金属ハウスウェア」製品を主要製品とする町として、国内はもちろん世界に輸出してその優秀性を誇っております。また、これらの製品にはぐくまれた技術をより研鑽し他の技術との複合による金属加工基地として、今後とも産業構造の高度化、地域経済の活性化を図ってゆくことが望まれています。当地場産業振興センターは、時代に対応した新しい展開をめざす地場産業が、人・技術・情報の高度な交流結合をはかり、新商品・新技術の開発の契機となる中核機能と、併せて地域文化の活性化を図るための各種機能を併せ持った多目的施設であり、産業と観光の拠点となっております。
https://www.tsjiba.or.jp/summary/about/
![](https://assets.st-note.com/img/1714532243421-LHFlYLuzJK.png?width=800)
株式会社ロフトワーク
ロフトワークは様々な企業や教育機関、行政や地域の課題と向き合い、関わる人々が持つ創造性の力を結集して、新しい価値を生み出すプロジェクトに取り組んできました。
外部の才能を巻き込み多様な視点から見える、未来のビジネスの種。組織やプロジェクトをオープンにすることで出会える、予想外のチャンスやアイデア。私たちは創造的なまなざしで常識や慣習を捉え、逆手に取って未来を探る方法を実践します。すると、今まで気づかなかった新しい可能性が見えてきます。今日までの当たり前は、明日の当たり前ではありません。私たちはこれからも、人や組織、地域や社会に眠る可能性にまなざしを向け、ワクワクする社会を共に具現化していきます。
これまでも、中小企業に対するデザイン経営の実践を支援するプログラム「Dcraft デザイン経営リーダーズゼミ」や、大阪府八尾市の町工場の伝える力を醸成するプロジェクト「YAOYA PROJECT」を行ってきました。詳しくは下記Webサイトをご覧ください。
https://loftwork.com/jp/
お問い合わせ
■プロジェクトに関するお問い合わせは、下記連絡先までお願いいたします。
事務局 ts-designkeiei@loftwork.com
みなさまのご参加、お待ちしています!
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?