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【危機管理】コンサルタントが今こそ必要な理由は?

企業の変革サイクルは、【創業期】⇒【成長期】⇒【成熟期】⇒【衰退期】と考えていい。

特に【成熟期】から【衰退期】に向かっている企業には、大きな『決断』を迫られることになる。

① 今のビジネスモデルを継続するのか?
② 今のビジネスモデルをフルモデルチェンジするのか?
③ 新しい業態にチャレンジするのか?

これからの【withコロナ】時代には、外部環境変化の情報を的確に捉え、その情報を精査し、『決断』しなければ、取り残されて行ってしまうのは明白だ。

『決断』とは、“何かを断ち切る”ときでもある。
これまでの考え方、これまでのやり方など、「これまで」と決別し、「これから」を作り上げていくということ。
つまり、『決断』とは、前進することでもある。

何かを『決断』するということは、同時に何かを捨てるということ。
捨てなければ、何かを得ることはできない。

と私は教わった。

【危機管理】の基本は、

『何を大切にするか?』
『何を大切にしたいのか?』

という重要度の選択だ。

ビジネスにおいて『何もリスクを犯さない』ということは?

『全てをリスクにさらす』ということ同じことで、成功には結びつかない。

様々なプロセスで想定されるリスクを、「通常」「異常」「大変危険」に分けてそれぞれ定義づけして、認識し、それぞれの対策を講じていくのが、リスクマネジメントの基本だ。

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私は主に【成熟期】から【衰退期】にある企業の“再生”のお手伝いをしてきた。

上図は、企業の変革サイクルにおいて『経営者の課題・関心事項』と、その時に必要とされる『専門職業人』をプロットしたものだ。

【創業期】⇒【成長期】⇒【成熟期】⇒【衰退期】という4サイクル全てのシーンで経営者が必要とする事は?

【金】
【マーケティング】
【コンプライアンス】
【リスクマネジメント】

全てのシーンで必要となる専門職業人は?

【税理士】
【リスクコンサルタント】

では、ビジネスプランを準備するプロセスを考えてみよう。

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各検討段階で、【コスト】は、【金】なので、表面化しやすのいが、【リスク】が発生するのは“万が一のことが起こった時”に表面化するので、後回しにされやすい。

優秀なリーダーこそ、【リスクマネジメント】を大切にしている。

『判断』は優秀な部下に任せてもいいが、『決断』はリーダーがしなければいけない。

このことを知っているからだ。


「リスクマネジメントが必要なのはわかるので、全ての検討が終わった段階で【保険】でのリスクヘッジが決まった段階で連絡するね」

と対応されてきたのが、【保険屋】だ。

この【保険屋】が、【リスクコンサルタント】と“名乗る”なんて、「さもしい」限り。

そして、この種の対応してきた経営者は、危機状態に陥った時に“アタフタ”するだけで、役に立たないものだ。

荒海は、リーダーシップを試す本物のテストである。 穏やかな海では、どんな船長もいい船長だろう。

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【クライシスマネジメント】コンサルタントは、『自衛隊関係者』『“白地開拓”を行うマーケター&営業パーソン』が多いが、共通しているのは?

実際の経験がベースになった話なので、説得力があって、話が面白い。
アドリブ力が強いので、考え方が柔軟だ。

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平時には、優秀な大学を優秀な成績で卒業したエリートがリーダーでやっていけるだろうが、有事で国難とも言われる時代には、【覚悟】【決断】に長けたリーダーが必要なのだろう。


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