”巣篭り“生活で【管理職の在り方】が見えてきた?
経営陣や管理職が叫んできたのは『働かせ方改革』であって、彼らは【働き方改革】の牽引者にすぎない。
私は【働き方改革】の“主語”は、【当該業務を担当している担当者】で、成功させるための活動主体も“担当者”と説明してきた。
⇓ ⇓(説明用に使っていた図がコレ)⇓ ⇓
【ルーティン業務】従事時間削減によって、【クリエイティブ業務】&【自分の時間】を増やすことで、生産性を高め、ビジネスイノベーションを創造する。これが【働き方改革】の基本的な考え方だ。(総労働時間の削減にもつながる。)
【ルーティン業務】の細部は、担当している人が一番詳しくて『業務フロー&見える化』を作成できるのは当該業務担当者。
『業務フロー&見える化』によって、管理職との“目線合わせ”ができて、①『なくす』②『減らす』 ③『移す(担い手を変える⇒機械化)』といった【業務トリアージ】が可能となる。
組織と言うのは何があっても稼動でききることを求められるので、『特定の人しか関与できない、分からない仕事がある』
ということが、そもそも間違っている。
【会議】は、『会社の利益を最大化に向けて開催するもの』であるが、【会議】の時間というのは何も生産していない。
【会議】は、『将来的に売り上げが伸びる・生産性向上に結び付く』ことに繋がらなければ、ただの【無駄な時間】にすぎない。
(私の経験では、ほとんど『議題』や『目的』がはっきりしていない“中身もない”【会議】だらけだった(笑))
大きく分けて【会議】は、次の6種類に分類できるだろう。
【在宅勤務】を前提にして、上記①~⑥の会議をオンラインで開催すると仮定して考察してみた。
上記①②はメールやグループチャットそしてスケジュール表の共有化できるので必要ないと考えられる。
上記③④⑤は職場全員参加が必須ではなく、対象者(当事者)で十分だろう。
上記⑥は、“知恵”を出し合ったほうがいいので全員参加でのオンライン会議が望ましい。
しかしながら、従来の会議室での会議でも“意見を言う人”は決まっている傾向が強い職場が多いのは事実。
現実的には、参加者を絞り込んだ方がスムーズな【会議】になるだろう。
【会議】は、『会社の利益を最大化に向けて開催するもの』であるが、【会議】の時間というのは何も生産していない。
『将来的に売り上げが伸びる・生産性向上に結び付く』ことに繋がらなければ、ただの【無駄な時間】にすぎない。
【会議の目的】は、『参加者が活発に意見して、意思決定を行うこと』で、オンライン会議でも目的は同じこと。
【在宅勤務】によって、「紙文化」「ハンコ文化」の弊害が炙り出されてきたが、ここで厄介な存在となるのが?管理職(リーダー職)かもしれない。
管理職の職場での主な役割は、情報を伝達したり、仕事を調整したりすることだ。
【会議】は管理職にとっての『ハレの舞台』で、その場を仕切り、意見をまとめたりすることで存在感を示し、目の前に部下に、何かにつけて口出して、“指導”や“助言”という名を借りたパフォーマンスを行う。
スタンプラリー用の“捺印”は、自分の“偉さ”を見せつける≪最高の瞬間≫だった。
管理職の役割は、【仕事のマネジメント】で、自分が担当する部署の業務を効率的に遂行し、組織の目標を達成すること。
部下に“働きやすい環境”を提供してモチベーションと生産性をあげてもらわなければならない。
人の管理はそのための手段に過ぎず、目的や目標ではない。
仮に、各担当者間の“やりとり”だけで仕事がうまく回ることが証明され、「上司がいなくても仕事に支障がない」ことが明らかになってしまうと、
管理職にとっての【死活問題】になりかねない。
私は「間」というものを大切にしている。
時間がぎっしりと詰まればせわしないし、空間が高密度になれば息苦しいし、世間のつきあいもベッタリになれば気詰まりしてしまう。
時間、空間、世間すべての面で「間をとる」「間をおく」「間を配る」ことが日常の“心やさしい作法”だと思っている。
しかしながら、世間にはこの「間」がまったくわからない人は意外に多い。
その人たちの共通点は、すべて自分のペースだけで物事を進めていることであり、他人の時間は関係ないのだ。
「間」は存在していないと言っても過言ではない。
私はこの種の人々に接すると「イラッ」としてしまうので、「一拍置く」という「間」を作り出すことによって「平常心」を取り戻すように心がけている。
オンライン会議では、通常と違う 「間」 が必要だと気が付いた。
この独特の「間」を居心地のいい「間」にするには、ファシリテーターのスキルアップと、各メンバーのプレゼンテーション能力向上が必要だという課題も見えてきた。
管理職の多くは、今まで、寝るときだけ家に帰っていた人なので、一日中家にいると、家族は困惑する。
(既に、家族との関係が“ぎくしゃく”して、本人も周囲もストレスを感じるようになっているかもしれない。)
家庭では、管理職でないので、『【魔】が差してしまった』という言い訳する【間抜け】にならないように (笑)
いずれにして【テレワーク】によって“管理職”の存在意義が問われることは間違いないようだ。
カッコつけないで自分ができる何かを毎日頑張ってりゃいいさ
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