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“オープンイノベーション”が中小企業の生き残り策

昨今【老害】

他人の意見を聞かず時代遅れの価値観を押し付ける傲慢な高齢者

に対する言葉として使われているケースが多い。


【老害】の本来の意味は?

「組織の指導的立場を高齢者が占め、若返りが行われない状態」

集団・組織の中心人物が高齢化しても実権を握り続ける状態のことだ。


私たちの脳は一定の発達を遂げたあとは、脳細胞が徐々に減り、萎縮していく。

こうした加齢による脳の変化は避けられない事実だが、

(1) 脳の一部では年齢を重ねても神経細胞が新たにつくられること
(2) 脳には外部からの刺激によって変化する力があること


という、脳に関する2つの新事実が分かってきた。

つまり、脳は好奇心を持って新しい事を学び活性化し続けていれば年を取っても老化しない。


自分の過去の経験や今までのやり方を絶対化し、新参者や後輩の考え方を頭から否定する人間は、年を取ってようと取ってなかろうと、好奇心を失ってしまっているので“老害化”していくだけだ。


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老若男女問わず“老害化”した人の主な特徴は次の通り。



特徴1・・・ 自分の意見を曲げない

特徴2・・・ 間違いを認めない

特徴3・・・ 古い価値観を修正しない・できない

特徴4・・・ 屁理屈をこねる

特徴5・・・ 自分は仕事ができると思っている

この特徴があるので「怒りっぽい人」「話がくどい人」「すぐキレル人」という印象になる。

そして、自分の非を認められないからなのか、謝ることができない。


高齢者だけでなく若者でも、

過去にとらわれていて、新しい考えや理論を受け入れられなくて、他人に迷惑をかけることが【老害】と考えていいだろう。


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“老害化”してしまった人は、昔は優秀だったはずという仮説


意見の食い違いで口論になった時、“老害化”した人は自分の意見を曲げようとしない。

それは、過去の成功体験や実績があり、自分の人生に根拠のない自信があるからだろう。

この“自信”は“自信過剰”に過ぎないのだが、当の本人は認められない。

この“自信過剰”によって周りの人への“迷惑”は生まれている。


「高い学歴」や「大きくて有名な企業への入社」という“自信”に溢れた人の集団・組織の中で、出世競争に勝ち残った人だけが、自分の意志で会社や組織を動かせる“権力”を手にすることができる。

この“権力”というものは厄介なもので、周りの人たちは“権力”に擦り寄ることによってメリットがあるので、権力者にお伺いを立ててくるようなる。

周りのひとたちは“権力”に擦り寄ってきているのであるが、権力者は「自分は偉い」と勘違いして、自分の思い通りになると思い込んでしまう。勘違いさせてしまう。

そして“権力”に“しがみつきたいという欲望”が生まれ、邪魔なものは極力排除したいという考えが働くので、新しい発想や取り組みなども、自分もポジションを脅かす可能性を秘めているものは立場を利用して潰そうする。

(リモートワークの推進が遅れて、オフィスワーク中心の体制に戻ってしまうのも権力者の仕業だ。)

“ムラ的な社会”で、合理性や生産性ではなく、調和を目指すので、異議を唱える者は、秩序を乱す者として諫められ、行き過ぎれば、村八分となる。

“権力”に寄り添う人々は『見ざる聞かざる言わざる』を突き通すことが得策と考えるのだろう。

『大きな失敗さえしなければ、定年まで給料は上がり続け、天下り先も紹介してもらえる』という“ぬるま湯”文化の中で冒険などするはずがない。


ここでお分かりだと思うが、優秀な人が“老害化”する最大原因は次の通り

『周りから批判されたり、注意されたりすることがなくなること』


なぜか、飲食店やコンビニの店員さんに対して、自分の部下のように叱責している人は、ちゃんとした身なりをしたのオッサンが多い。

あくまでも私見ではあるが、このオッサンは、社外でも自分の思う通りになると勘違いしている企業の現役の偉いさん または 偉いさんだった人 に違いない(笑)



大企業が“オープンイノベーション”を“良し”としない理由


“井の中の蛙大海を知らず”状態の大企業は、

権力者の “驕り” “自惚れ” を増幅させてコロナ禍でも

『イノベーションを生み出すのは自分たちであり、自分たちがやらねばならなくて、自分たちだけできる』

という指示・命令を出して迷走を始めている。

決断の遅れによって、現場は突貫工事を強いられ、顧客視点が欠如しているとしか思えない【自分本位の使い勝手の悪い各種システム】を産み出してしまっていく。

顧客からの苦情は、各層のバイアスを経由するので、不都合な真実は闇に葬られ、責任の所在は曖昧なままにしまう。

何の教訓にもなっていないので、同様の失敗を繰り返す。


もはやグローバルスタンダードともいわれている“オープンイノベーション”だが、日本の大企業が、スタートアップ企業など手を結んで何かを達成したというニュースは殆ど聞こえてこない。

これも日本企業の特徴である“ムラ的な社会”発想が、オープンイノベーション導入を阻止している。

オープンイノベーションのデメリットばかりが社内で取り上げられているからだろう。

●  自社の技術やノウハウの流出のリスク
●  自社開発力の低下・衰退
●  収益や費用の分配トラブルのリスク

既存の既得権益でこり固まっている社会を破壊する側のスタートアップ企業と、破壊される側の大企業が手を結んで何かを達成するのは至難の技としか思えない。



中小企業の生き残り策として“オープンイノベーション”は絶対に効果的


高齢化した中小企業の創業者には、世界の潮流についていくことが厳しい現状にあるのは事実だ。

『すでに存在しているビジネスモデルをもとに、商品やサービスに創業者の知恵を加えていくもの』

と考えがちで、社員は、大企業以上に創業者or経営者の顔色を窺っている。


だが一方、大企業と違う中小企業の強みは、創業者や経営者の一言によって方針の大転換も簡単に行えることだ。

“オープンイノベーション”は?

『自社や組織内にとどまらず、他社や異業種の企業・個人と連携をはかり、自社だけでは生み出せない価値を生み出し、自社の業績や社会に貢献すること』


特に、コロナ禍による景気縮小が避けられない厳しい中小企業にとって、企業や個人がその枠組みを超え、“各自ができること”のマッチングやシェアリングによって、新しい事業展開へのつながりを模索し、この事態を乗り越える“生き残り策”を施していかなければならない。


優秀な人材を自社に抱え込む労力・リスク・コストを考えると、明らかに外部との業務提携の方が得策で、“オープンイノベーション”のメリットが理解できるはず。

コロナ禍の厳しい状況の打破は、【第二の創業】と考え、新しいチャレンジをするしかない。


現社員雇用維持を目指すのならば、“クローズドイノベーション”から“オープンイノベーション”へのパラダイムシフトだ。

そして“破壊的イノベーション”を創造できる絶好の機会は、このコロナ禍の2021年だ。

なぜ?Rolling Stonesは、老若男女から愛され続けるのか?

それは常に固定概念や既成観念をぶっ壊す視点たって”新しい考え方”を導入する柔軟な考えを持っているからだ。



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