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授業スタイルを練る(パワポ、ロイロ、クラスルーム、紙をどう組み合わせるか)

充実した学びを提供するためには、授業のスタイル(形式や流れ)が大切である。
教師がある程度のスタイルを持つことで、生徒は安心して毎回の授業を受けることができる。

授業のスタイルは、教師の数だけある。
講義が中心となるのか、演習が中心となるのか。
もしくは反転授業とするのか。
プリントは配布するのか、しないのか。
配布方法は統一端末(本校ではiPad)の有無によっても異なってくる。

本校で授業で使用しているアプリは、ロイロノートとGoogleClassroomの2つ。
ロイロノートは授業時間内での共有速度に優れているので、統一端末が欲しい。
高校生は統一端末がないので、GoogleClassroomを主で使うことになるか。

昨年度は中学生の担当だったので、統一端末があった。
ロイロノートのテストカードをゲーム形式(ベータ版)で全員同時回答させると盛り上がっていたが、高校生ではどうだろう。
盛り上がるかな、冷めるかな。

さて、授業スタイルの前提事項を確認する。

講義をパワーポイントで行うのは決定事項とする。
PDFにしてクラスルームでも共有する。
講義中には、途中で問題演習も含む。
導入→例題→練習問題を繰り返す。
講義だけずっとしていると眠くなるし、問題を解くときには例題で説明された内容を忘れてしまっているのでこれが良い。

演習プリントはスタディエイドで作成し、印刷して紙で配布する。
統一端末がないのでこれも決定事項とする。
プリントはA3片面横の3列構成とし、終わらなかった問題は宿題とする。
全て解いて答え合わせと解き直しをさせて、クラスルームに提出させる。
これを平常点にする。

あとは確認テストを毎回行うかどうか。
行うとしたら、紙かロイロかフォームか。
毎回行う場合は、点数を平常点に加算しない。

案をいくつか考える。

【案1】
確認テスト5分(紙)
講義20分(パワーポイント)
演習25分(プリントを紙で配布)

毎回紙で確認テストをするのは面倒くさい。
印刷も採点も集計も。

【案2】
確認テスト5分(ロイロでゲーム形式の一斉回答)
講義20分(パワーポイント)
演習25分(プリントを紙で配布)

ロイロでのテストを生徒が楽しんでくれるならこれでも良い。
一回試してみる。印刷、採点、集計が不要。
理解度が測れる利点もある。
ロイロとクラスルームを併用するのは、生徒にとって少し手間か。
Googleフォームは味気ないので、テストとして授業内利用は微妙か。

【案3】講義
講義30分(パワーポイント)
演習20分(プリントを紙で配布)
確認テストは週1実施

進学クラスなら、この形式が良さそう。
数学Ⅲもこれでいけそう。
一般クラスだと、集中力が持たないで寝てしまう生徒が出そう。
なので、やっぱり確認テストを挟んで毎回のイベントを作った方が授業にリズムがでる気がする。

現時点での結論は、

[一般クラス]
確認テスト5分(ロイロでゲーム形式の一斉回答)
講義20分(パワーポイント)
演習25分(プリントを紙で配布、毎回の宿題とする)

[進学クラスまたは数学Ⅲ]
講義30分(パワーポイント)
演習20分(プリントを紙で配布)
確認テストは週1実施

となった。

頭の中でぐるぐる構想を練っていても決まらないので、書き出すことにした。

書き出すのって気持ち良い。
つくづくアウトプットが大切であると感じる。

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