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初めて総合格闘技の試合を観た話。

先月になるが、4月17日の日曜日に武蔵野の森総合スポーツプラザのメインアリーナにRIZIN35を観に行った。

元々僕は、TVで放送している格闘技を観戦するのが好きで、90年代はボクシング、K-1、その後2000年代に入って、PRIDEやHEROES、DREAMなど追えるものは追って来た。戦極になってからは、自分の音楽活動が忙しくなってなかなか追えずにいたし、総合格闘技のブームも下火になっていたように思う。

2015年からRIZINがやっているのは知っていたが、2013年あたりから音楽活動がますます忙しくなっていたり、たびたびニューヨークに行ったりしていた為、追えずにいたところに世界がコロナになった。

コロナ禍になって、ライブは軒並みキャンセル。リハーサルもできずに、毎日気の抜けた練習しか出来なかった。

毎日夜になって、お酒を飲みながらYoutubeを見るのが、日課になりつつあった。そこで、2019年の秋に滞在先のニューヨークで、朝倉未来選手のYouTubeを観て面白かったのを思い出し、あらためて観るようになった。

その後、弟の朝倉海選手やその他の格闘家のYoutubeを観るようになり、他の格闘家もYouTubeチャンネルを始めたりしてきたので、よく観るようになった。

選手たちのYouTubeを観て、RIZINの試合映像を観ると、元々好きだった上に感情移入もしやすく、どんどんハマっていって、過去の試合映像や、減量や練習の過酷さも知ることが出来て、自分に投影してしまうこともあったりする。

いつか会場で観戦したいと思いつつ、音楽活動も少ないながら土日にあったりするので、なかなかタイミングが合わず、観に行けず早二年。

観たいカードが目白押しのこの大会にタイミングが合った。

会場も大きかったし、良い席では無かったものの、十分ライブ感を味わうことが出来て、すごく感動した。

とても大きい会場で、一つの動きで会場のどよめきが起きる。
そしてフィニッシュした時の一体感。やっぱりライブだと思った。

そして、この大きな会場で何ヶ月前も前から準備して、勝ったら大喜びして、負けたら泣いて、選手の熱量と努力にあらためて敬意を感じるし、僕も頑張ろうと素直に思った46歳の春。

一人で観にいったので、感動を噛み締めながら串カツ屋でカウンターひとり飲み。

なんかこういう時間を、一人で楽しめるようになって、歳を重ねるのも悪くないと思った。

でも、地元の駅で〆にニュータンタンを選んだのは、思いっきりミスだった。
翌日の胃もたれで反省。

でも、翌日の試合後インタビューも十分味わえたし、なんか色々な感情を思い出させてくれる素晴らしい大会だったので、良しとする。

これからもRINZINだけじゃなく、PPVでしか観ていない、修斗、DEEP、パンクラスも観に行きたいし、女子格闘技も観に行きたいと思った。

格闘技って素晴らしい。


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