育休中、夫に優しくする方法

育休中、「私は朝から晩までずっと一人で面倒みてるんだから。」と、常に頭に中にそのフレーズがある。そしてこのフレーズは夫の行動とセットになる。

夫は帰ってくる、

「(私は朝から晩までずっと一人で面倒みてるんだから。)ゴロゴロするな。携帯ゲームすんなよ。」

「(私は朝から晩までずっと一人で面倒みてるんだから。)早く後片付けぐらいしろよ。出しっぱなしにするな。」

「(私は朝から晩までずっと一人で面倒みてるんだから。)私に感謝しろ」

こんなことを思いながら夫が帰ってきた夜を過ごす。まぁ日中夫は仕事をしているんだけども。だけど許せない!

夫はとても子供を可愛がるし、寝かしつけもやる。買い物とか行く間も面倒みてくれる。離乳食作り以外は何でもやるし嫌がらない。結局皿洗いもやるし家事もやる。

こう文章にすると優秀に感じるが、なんだろ、、足りないのよ。


寝かしつけやるけど、夜中の夜泣き対応もしろよ。

買い物行ってる間子供の面倒以外の家事もやっとけよ。

離乳食作りもしろよ。ごはんづくりて一番めんどいのよ。

皿洗いやるならすぐやれよ、キッチン水でべちゃべちゃにすんなよ。

と思う。

夫は、もはや世の中の大抵の夫はどんなにがんばっても妻を満足させられることは不可能だろ。いやでも夫は働いてるよ。いやでも私の言うことその通りでしょ。許すか。いやもっとがんばれるだろ。頭の中はその往復。

最近子供も大きくなって体力はついてきたけど、歩きはしないちょうどいいころ。そしてコロナにも慣れ、外出も注意しながらするようになってきたころ。子育て以外にもそろそろなんかしようと意欲も出てきたころ。

ショッピングモールにお出かけして長時間お買い物を楽しんだり、自分もおもいきって子供を連れてカフェでお茶したりできるようになってきた。

自分が楽しんだ日は夫を許すことができることに気づいた。


ある日ショッピングモールに出かけて、ゴディバの高級ドリンクを飲んで、ケーキも食べた。その日のことを夫の行動に付け加えてみる。

夫は帰ってくる、

「ゴロゴロするな。携帯ゲームすんなよ。(だけど私はあんたが働いてる間ゴディバの高級ドリンクを飲んだよ。ケーキも食べた。)」

「早く後片付けぐらいしろよ。出しっぱなしにするな。(だけど私はあんたが働いてる間ゴディバの高級ドリンクを飲んだよ。ケーキも食べた。)」

「私に感謝しろ。(だけど私はあんたが働いてる間ゴディバの高級ドリンクを飲んだよ。ケーキも食べた。)」

なんだか許す気なった。

やっぱり罪悪感が人を優しくするんか。

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