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Another Side of Story: 男性性の蘇生。

Romania: Bear Dance

女性性については今までいろいろ書いてきたけど、男性性については初めてかも。アムニス(男性性)娘が、古い父親をお墓に埋葬したら、予想外に自分の一部もお墓の中に忘れちゃってた!っていうお話です🐻

「悲しみに負けて人を責めてはいけないよ。」

スパイダー・ウーマン (テワ・プエブロ民族の言い伝え)

小さい頃は超お父さんっ子だった。

父は、酒好きのラテン気質で、くだらない駄洒落を天才的にたくさん思いつく変な人だった。誰よりも本気で子どもと遊んで笑わせてくれる不思議な大人。学会ですぐに北アメリカかヨーロッパに消えていくし、ほとんど家にはいなかったけど。鬱の母の100倍、明るい父が大好きだった。

でも自分が女性になるにつれて、父の別の側面が見えてくるの。

周りでサポートしてる女性に感謝することなく、上から目線でものをいう。外面はよくて、怒りは家族にぶちまける。一方的に長ーい話をする。たまに「やらかして」反省するんだけど、たいして改善されずにまた繰り返す。(ヘビーな逸話は省略。) そんな側面。

ムカつく父を一生諦める気でいたけど、癌の母のケアをせずに浮気してるのがわかったとき、ついにわたしはキレてしまった。長年の痛みが怒りにかわるのがわかった。父の長所も短所も全部ひっくるめて「加害者」っていうカテゴリーに入れて呪いをかけたの。その時のわたしは気づけなかったけど、自分の中にいる男性性にも一緒に呪いをかけちゃったんだと思う。2年前のわたしが無意識にした定義はこんな感じ。「実家からイギリスまで逃げたお父さんっ子だった優秀な娘は、母にとっては父の共犯者だった。母の深い孤独にもっと早く気づいてあげればよかった。結局いい娘になれなかった。」

この数年、親戚もびっくりするほど父は別人になって、わたしの女性性は軽やかによみがえった。女性同士の横の優しい繋がりがめちゃくちゃ増えて多幸感がすごい。でもふと、自分の周りには傷ついた男性性の投影もあるんだって気づくの。(男女関係なく)新しく出会う人も、好きな音楽も、映画も。耳にする会話も、起こる事象も、ヒーリング中の傷ついた男性性を映し出してる。女性に対してはリラックスして話せるのに、以前の父に少しでも似た男性に対しては、心の柔らかいところを見せれないことにも気づいた。自分の男性性に「加害者」の呪いをかけたまま、アップデートせずにいたことに今日はやっと気がついた。

成熟した男性性は女性性を傷つけようがないらしい。というのも成熟した男性性は、知性をさらに熟成させて、物事や人生に秘められた深い意味を読みとれる深い洞察力を持つから。(cf. ユング先生)ネイティブ・アメリカンの叡智が体現するように、本当の男性性は、宇宙と地球と女性とも調和するものだから、男性性を解き放つことに恐れは一切いらないんだわ。2023年最後の日に、これは素敵な吉報。

母は天国で幸せなんだもん、もういいよ
男性性のアクセルを踏み抜いても平気
成熟した女性性が傷つくことはないから
過去は全部2023年においたまま
軽やかで柔和なエネルギーだけ2024年にもっていっちゃお

♾️

来年もよろしくお願いします🐻❤️


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