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サッカーを仕事にするまでの話 ~番外編/アルバイト~

前回の投稿からだいぶ日が経ってしまいましたが、今日は大学時代のアルバイトについて、書いてみたいと思います!アルバイトは大学生において『お金を稼ぐ』ことだけではなく『成長』に繋がることも多いと思います。今回は自分が経験した中で成長できると感じたアルバイトTOP3を紹介していこうと思います!

前回投稿もぜひ併せて読んでみてください!

■第3位 スーパーの試食販売員

収入:★★★☆☆ きつさ:★★★★☆ 経験:★★★☆☆

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社会に出てから『営業』をばりばりやりたいと考えてた私。なにができるかなと考えていた時に、スーパーで目撃して調べました!

意外にも派遣があり、早速登録と研修に。このフローを通るのが1つ足を踏み込みずらい部分ではありますが、行ってしまえばあっというま!

派遣なので、自分で行きたい日に行ける。しかも勤務地を選べるので時間を有効に使うことができます!

■百戦錬磨の主婦と戦う時間

バイト先の人間関係を気にしたくない方には最適だと思いますが、その反面マジで孤独です。笑

開店前に到着し、担当のスタッフから指示を受け販売スタート。ほぼ知識がないところからスタートし、声をかけていきます。

僕が担当した食品で記憶に残っているのが『スモークサーモンのクリームチーム』のセット販売。これはかなり苦戦しました…。

大学生時代の僕にはまったく無縁の質問が飛び交い、うまくかいくぐりながら進めていましたが、販売数が少なく、昼休憩に叱責…。※ノルマはありませんでした。

やっていくなかで感じたのは自分本位の良さを一方的にを『伝える』だけではなく、相手から話を『聞く』こと。お客様の求めていることをさりげなく聞き出し、そこに刺さりそうなワードを使うという当たり前の営業トークはもしかしたらここで多少学んだかもしれません。

主婦といういわば、百戦錬磨の方々を相手にするこの仕事では人になにかを売るという根本と、メンタルがかなり鍛えられました。

気になる収入はおおよそ日給7000円~9000円程度です。※10:00~18:00くらいが多かった。時間を有効に使いながら、営業の実地訓練をするには良い環境だと思います!

■第2位 某超大手予備校のチューター

収入:★★★★☆ きつさ:★★★★☆ 成長:★★★★★

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大学受験時代に通っていた予備校には、超協力な味方となる大学生のお兄さん・お姉さんの存在がありました。

ちょっと気がめいるといろいろ話を聞いてくれたり、週1回面談をして細かいアドバイスをしてくれるかなり頼りになる存在です。

受験を無事終えた後、挨拶をしにいくと声をかけられます。

『このチューター(担任助手)をやってみないか』

部活と両立していたことが大きな要因かもしれませんが、将来教員を目指していた自分にとってはかなり良い話で、即決で受けることにしました。

■社会人としての礎を築いた仕事

はい。間違いなくこれが言えます。アルバイトですが、社員さんからの接され方はほぼ新入社員と同義。生徒募集や生徒管理などさまざま仕事の裁量権が与えられ、リアルな社会人としての経験が養えます。

実際にやっていた業務はめちゃくちゃ多岐に渡ります。

体験生のための企画作り。在校生への企画作り。個別面談。グループ面談(週1回)。授業の進捗管理などなど

KPIが設定されており、この数値をいかに超えるかということを大学生ながら本気で向き合い、取り組んでいきます。

また担当学生ともコミュニケーションをとったり、面談でモチベーションを高めるための取り組みをしたりと、もはやアルバイトとはいい難いくらい責任ある仕事でした。エクセル・パワーポイントなんて当たり前です。

たくさんの生徒の前で自分の経験をプレゼンしたりもありましたし、入塾希望の親御さんとの商談もありました。

いまとなってはいい思い出であり感謝ですが、エリアマネージャーから社会の洗礼を浴びせられることも多々。こんなアルバイトはなかなかありませんね笑

気になる収入は時給1000円~1500円。高い人は2000円近い人もいました。※役職により金額が異なる。

ですが、これは収入以上に自分の血となり肉となる経験だったことは間違いありません。

■第1位 居酒屋のキャッチ

収入:★★★★★ きつさ:★★★★☆ 経験:★★★★★

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最後の最後にこれですいません笑 

世の中では悪質キャッチがはびこり、迷惑している人も多いかもしれませんが、中には優良キャッチもいます。※自分もそうだったはずです…

キャッチをやった目的は『営業スキル』を磨くためで、たまたまアルバイト求人を発見したことがきっかけでした。

かなり恐る恐る行ってみると、自分が応募した店は雰囲気がよくとりあえず『飯がめちゃくちゃうまい』ということで、いざスタートしました。

また他のメンバーにもかなり恵まれており、俗にいう『ワル』ではなく、自分で店を出したい人やお笑い芸人でブレークすることを目指している人など夢を追いかけている人がとても多かったです。

■キャッチは頭が良くないと無理

あまり知られていませんがキャッチ業界にもいろいろなルールがあります。

例えば、声をかけられる場所が決まっていたり、他の店が話しているときに乗っかることも禁止です。

なので、声がかけられるスペースに入ってくる軍団の中で居酒屋を探しているグループを一瞬で発見し、張ります。そして雰囲気を見定め、ファーストコンタクトの対応を変えるという、場所を変えればただの『営業マン』です笑

そしていかに興味を持たせて立ち止まってもらうかが超重要ポイント!それができるようになって1人前です。そこからの商談は『飲み放題』か『食事割引』どちらで入店してもらうかという判断をすることになります。

■すべてはお客様に喜んでもらうために

自分がキャッチをしていて一番気を付けていたのは自分の店でマイナスになることは必ず伝えるということ。例えばうちの飲み放題は『生』ビールがありませんでした。なので必ず発泡酒であることを伝えてます。※悪い人はそれを伝えないので揉めます。

全て自己責任なので店で揉めると呼び出され、そこで話し合いをすることになるので、それだけは絶対に避けてきました。そしてせっかく自分の店に入ってもらうからには喜んでほしい・楽しんでほしいと本気で思っていたので、赤裸々に悪い部分は伝えるようにしてきました。

最近の世の中では『ぼったくり』という印象と『客引きは犯罪』という言葉がかなり出回っていますが、OBとしては、悪い客引きが多いがためにそうなってしまった現状をとても残念に思います。

皆さんにはいいキャッチも世の中にいるということを知ってもらえるとうれしいです。笑 ※とはいえ、キャッチ居酒屋は避けた方がノーリスクです。

収入面は完全歩合だったため、自分が送客した方々の売り上げの15%をバックしてもらう形でした。僕は週3勤務(16:00-23:00)で初任給くらいの稼ぎはあったので、かなり高収入と言えます。

■アルバイトも成長に繋げられる

以上、ベスト3を挙げてきましたが、大学4年間の成長を考えるとアルバイトの重要性はかなり高いと思っています。『楽して稼ぎたい』という大学生ならでは発想も否定はしませんが、『自分の成長』に重きを置いたアルバイトを探してみると、より有意義な大学生活になると思います。

長くなってしまいましたが、今日はこの辺で!

次回は就職活動について、書いていこうと思います!

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