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450位:Paul and Linda McCartney 『Ram』(1971)【解説文翻訳】ローリングストーン誌が選ぶ「歴代最高のアルバム」500選(2020年改訂版)

このnoteでは2020年に、2003年版、2012年版に続き8年ぶりに改訂されたローリングストーン誌が選ぶ「歴代最高のアルバム」500選 本家サイトに載っているアルバム解説文の日本語翻訳をしています。本日はこちらのアルバムです。

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450位:Paul and Linda McCartney 『Ram』(Apple, 1971)

<ローリングストーン誌による解説>
 The Beatles解散後、Paul McCartneyのセカンドアルバムは多くの人には好意的に受け入れられなかった。John Lennonは本作を「ミューザック(※1)だ」とディスり、Ringo Starrは良い曲が少なくて「悲しい気持ちになった」とまで語った。今振り返ってみるとRamは、“Heart of the Country”や“Munkberry Moon Delight”といった風変わりで牧歌的な曲たちでいっぱいの、家庭的な楽しみをテーマとした、控えめで、間抜けで、気楽な作品である。気まぐれな曲の断片のループによるパスティーシュである“Uncle Albert/Admiral Halsey”は彼のBeatles後最初の全米ナンバーワンヒットとなった。Paulは「(その時)僕はものすごく自由な気分だったんだ」と語っている。
※1...商店、レストランなどで流れるBGM用の音楽
(翻訳:辻本秀太郎、 原文へはこちらから)

参考として、「このアーティストのアルバムが500枚のリストに何枚ランクインしていたか」と「このアルバムの順位が前回版のランキングと比べてどう変わっているか」についても調べて以下にまとめています。

<ランキングに関するデータまとめ>
【2020年度版】
同アーティストのランクイン枚数:2枚(本作は上から2番目)
※もう1枚は「Paul Mccartney And Wings」名義

【2012年度版】(前回版との比較)
同アルバムの前回順位:掲載なし
同アーティストのランクイン枚数:掲載なし


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