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357位:Tom Waits 『Rain Dogs』(1985年)|ローリングストーン誌が選ぶ「歴代最高のアルバム」500選(2020年改訂版)
このnoteでは2020年に8年ぶりに改訂された「ローリングストーン誌が選ぶ「歴代最高のアルバム」500選 」のレビュー翻訳(とたまに雑談)をしています。本日はこちらのアルバムです。 357位:Tom Waits 『Rain Dogs』(1985年) <レビュー翻訳> “風変わりで滑稽なものが好きなんだ”と、かつてTom Waitsは言った。この自虐的とも言える言葉は、ストリートの悲劇的な世界を素晴らしく見事に描いた『Rain Dogs』で最も明確に表現されている。初の
358位:Sonic Youth 『Goo』(1990年)|ローリングストーン誌が選ぶ「歴代最高のアルバム」500選(2020年改訂版)
このnoteでは2020年に8年ぶりに改訂された「ローリングストーン誌が選ぶ「歴代最高のアルバム」500選 」のレビュー翻訳(とたまに雑談)をしています。本日はこちらのアルバムです。 358位:Sonic Youth 『Goo』(1990) <レビュー翻訳> この6作目のフル・アルバムで、ニューヨーク出身のアート・ノイズ・バンドはインディからメジャーに移ったが、ここまで美しく売れたバンドはほとんどいなかった。Thurston MooreとLee Ranaldoによるヘロ
359位:Big Star 『Radio City』(1974)|ローリングストーン誌が選ぶ「歴代最高のアルバム」500選(2020年改訂版)
このnoteでは2020年に8年ぶりに改訂された「ローリングストーン誌が選ぶ「歴代最高のアルバム」500選 」のレビュー翻訳(とたまに雑談)をしています。本日はこちらのアルバムです。 Big Star 『Radio City』(1974) <レビュー翻訳> Alex Chiltonとメンフィスのはみ出しものたちによるバンドは、何年も時代を先取っていた。1974年に彼らがリリースした『Radio City』を当時聴いた者はほとんどいなかったが、The Velvet Und
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記事をすべて見る すべて見る360位:Funkadelic『One Nation Under a Groove』(1978)|ローリングストーン誌が選ぶ「歴代最高のアルバム」500選(2020年改訂版)
このnoteでは2020年に8年ぶりに改訂された「ローリングストーン誌が選ぶ「歴代最高のアルバム」500選 」のレビュー翻訳(とたまに雑談)をしています。本日はこちらのアルバムです。 Funkadelic『One Nation Under a Groove』(1978) <レビュー翻訳> George Clintonは1970年代で最もワイルドな2つのバンドを率いていた。ロック・ギターを聴かせるFunkadelicと、ダンス・ビートのParliamentだ。そして本作は
361位:My Chemical Romance 『The Black Parade』(2006)|ローリングストーン誌が選ぶ「歴代最高のアルバム」500選(2020年改訂版)
このnoteでは2020年に8年ぶりに改訂された「ローリングストーン誌が選ぶ「歴代最高のアルバム」500選 」の解説文翻訳(とたまにレビュー)をしています。本日はこちらのアルバムです。 361位:My Chemical Romance 『The Black Parade』(Reprise, 2006) <解説文の翻訳> The Whoが『Tommy』で、Pink Floydが『The Wall』で成し遂げたように、ニュージャージー出身のMy Chemical Roma
362位:Luther Vandross 『Never Too Much』(1981)|ローリングストーン誌が選ぶ「歴代最高のアルバム」500選(2020年改訂版)
このnoteでは2020年に8年ぶりに改訂された「ローリングストーン誌が選ぶ「歴代最高のアルバム」500選 」の解説文翻訳(とたまにレビュー)をしています。本日はこちらのアルバムです。 362位:Luther Vandross 『Never Too Much』(Epic, 1981) <ランキング比較> 参考として、「このアーティストのアルバムが500枚のリストに合計何枚ランクインしていたか」と「このアルバムの順位が前回版(2012年版)ランキングと比べてどう変わってい
363位:Parliament 『The Mothership Connection』(1975)|ローリングストーン誌が選ぶ「歴代最高のアルバム」500選(2020年改訂版)
このnoteでは2020年に8年ぶりに改訂された「ローリングストーン誌が選ぶ「歴代最高のアルバム」500選 」の英語サイトからの解説文翻訳(とたまにレビュー)の連載をしています。本日はこちらのアルバムです。 363位:Parliament 『The Mothership Connection』(Casablanca, 1975) <解説文の翻訳> ジョージ・クリントンは、デトロイトのクルー「extraterrestrial brothers(=地球外生命体の兄弟たち)
364位:Talking Heads 『More Songs About Buildings and Food』(1978)|ローリングストーン誌が選ぶ「歴代最高のアルバム」500選(2020年改訂版)
このnoteでは2020年に8年ぶりに改訂された「ローリングストーン誌が選ぶ「歴代最高のアルバム」500選 」の英語サイトからの解説文翻訳(とたまにレビュー)の連載をしています。本日はこちらのアルバムです。 364位:Talking Heads 『More Songs About Buildings and Food』(Sire, 1978) <解説文の翻訳> Talking Headsは2枚目のアルバムで、ブライアン・イーノという理想的なプロデューサーを得た。その
365位:Madvillain 『Madvillainy』(2004)|ローリングストーン誌が選ぶ「歴代最高のアルバム」500選(2020年改訂版)
このnoteでは2020年に8年ぶりに改訂された「ローリングストーン誌が選ぶ「歴代最高のアルバム」500選 」の英語サイトからの解説文翻訳(とたまにレビュー)の連載をしています。本日はこちらのアルバムです。 365位:Madvillain 『Madvillainy』(Stones Throw, 2004) <解説文の翻訳> ラッパーのMF DoomとプロデューサーのMadlibのコラボレーションは、アンダーグラウンド・ヒップホップにとっての最高の瞬間の一つ。Madl
366位:Aerosmith 『Rocks』(1976)|ローリングストーン誌が選ぶ「歴代最高のアルバム」500選(2020年改訂版)
このnoteでは2020年に8年ぶりに改訂された「ローリングストーン誌が選ぶ「歴代最高のアルバム」500選 」の英語サイトからの解説文翻訳(とたまにレビュー)の連載をしています。本日はこちらのアルバムです。 366位:Aerosmith 『Rocks』(Columbia, 1976) <解説文の翻訳> ボストン出身のワルガキたちは、『Rocks』で70年代卑猥ギターサウンドの完成形を提示した。まるでマッスルカーに轢かれるかのようなアルバムだ。Steven Tyler
367位:Drake 『If You're Reading This It's Too Late』(2015)|ローリングストーン誌が選ぶ「歴代最高のアルバム」500選(2020年改訂版)
このnoteでは2020年に8年ぶりに改訂された「ローリングストーン誌が選ぶ「歴代最高のアルバム」500選 」の英語サイトからの解説文翻訳(とたまにレビュー)の連載をしています。本日はこちらのアルバムです。 367位:Drake 『If You're Reading This It's Too Late』(Cash Money, 2015) <解説文の翻訳> 誰もがよりポップな感性をもったDrakeを迎える準備をしていた矢先、彼はストリートに出ることを選んだ。『If
368位:George Harrison 『All Things Must Pass』(1970)|ローリングストーン誌が選ぶ「歴代最高のアルバム」500選(2020年改訂版)
このnoteでは2020年に8年ぶりに改訂された「ローリングストーン誌が選ぶ「歴代最高のアルバム」500選 」の英語サイトからの解説文翻訳(とたまにレビュー)の連載をしています。本日はこちらのアルバムです。 368位:George Harrison 『All Things Must Pass』(Apple, 1970) <解説文の翻訳> The Beatlesが解散したあと「静かなるビートル」は突如としてソロ活動への準備が最も万全なメンバーとなった。John Len
369位:Mobb Deep 『The Infamous』(1995)|ローリングストーン誌が選ぶ「歴代最高のアルバム」500選(2020年改訂版)
このnoteでは2020年に8年ぶりに改訂された「ローリングストーン誌が選ぶ「歴代最高のアルバム」500選 」の英語サイトからの解説文翻訳(とたまにレビュー)の連載をしています。本日はこちらのアルバムです。 369位:Mobb Deep 『The Infamous』(Loud, 1995) <解説文の翻訳> 「俺たちはリアルなストリートから来たんだ。可愛い子なんかじゃなかった。」と、かつてHavocは語った。彼はこの時、Prodigy(R.I.P.)と共に着ていたテ
370位:Lil Wayne 『Tha Carter II』(2005)|ローリングストーン誌が選ぶ「歴代最高のアルバム」500選(2020年改訂版)
このnoteでは2020年に8年ぶりに改訂された「ローリングストーン誌が選ぶ「歴代最高のアルバム」500選 」の英語サイトからの解説文翻訳(とたまにレビュー)の連載をしています。本日はこちらのアルバムです。 370位:Lil Wayne 『Tha Carter II』(Cash Money/Universal, 2005) <解説文の翻訳> 『Tha Carter II』で、Lil Wayneは自らを「現役最高のラッパー」と称し、その宣言を実行するために気が狂うまで