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n'estate Report / PARK AXIS 札幌植物園前(北海道)

実際にn'estate《ネステート》をご利用いただいた方からの体験レポートをお届けする「n'estate Report」。
今回、体験を紹介してくださるのは、ブランディングディレクターの行方ひさこさん。ひとり暮らしをしている都内のご自宅を飛び出し、ご友人の住む北海道を訪ねる際の拠点として、n'estateを利用した 「PARK AXIS 札幌植物園前」での2泊3日をレポートいただきました。

※「PARK AXIS 札幌植物園前」は通常、マンスリー契約でのご利用が可能な物件です。今回はレポートのため、短期での滞在をご体験いただきました。



今回の滞在地に「札幌」を選んだ理由。

数年前、ニセコに行く際に通り過ぎただけの、久しぶりすぎる札幌。思い起こせば、ほとんど仕事でしか来たことがない街でした。いい季節だし、普段通りの生活をするように札幌にステイするのもいいかもしれないなと思い、弾丸での滞在を決行。

よく旅を一緒にしていた仲のいい友人が、余市町の隣町・仁木町のワイン農家さんと2年前に結婚をし、移住しました。数ヶ月前に新居を構え、出産したので、そろそろ会いにいきたいなと考えていたところでした。

じつはこのふたり、私と友人で一緒に行った釧路の旅をきっかけに知り合い、結婚。出会いの瞬間に立ち会っていた私は、お付き合いのご報告も受けており、結婚の保証人でもあるのです。

滞在中の過ごし方 【初日】

都内でひと仕事終らせてからゆっくりと向かい、現地に到着したのは夕方16時前。東京より少し日が短いのかなと心配していたけれど、この日は晴天! 空は高く広く、とても気持ちがいい天気でした。

お目当ての「PARK AXIS札幌植物園前」は、札幌駅から徒歩10分程度、しかもほぼ真っ直ぐ! というわかりやすいロケーション。ふらっと散歩をするような気持ちでゆっくりと歩いて向かいました。それにしても、空が青い!

拠点のすぐ左側に「北海道大学植物園」があり、青々と緑が生い茂っていて、なんと言っても景観がいい。1ブロックまるごと植物園、そしてその前のマンションの敷地も緑満載で、まるでシンガポールにいるような気分に。

「PARK AXIS札幌植物園前」は大通りに面しているものの、そこまで車通りも多くなく、ゆったりとした街中にありました。

まずは近所を探索がてら、マンションから歩いて2、3分程のところにあるスーパーでお水とフルーツを購入。メロンを見つけたのですが茨城産だったので、諦めることに。北海道産メロンの季節はいつかしら。

あまりに気持ちのいい天気とゆったりした雰囲気に、贅沢をしたい欲が一気にダウン。本当は、ひとりで高級なお寿司でも食べようかと企んでいたのですが、せっかくなのでマンションでゆっくりすることに。
夜ごはんは一番近くにあった韓国料理屋さんで、サクッと純豆腐鍋とナムルを食べ、残りの仕事を片付けました。

滞在中の過ごし方 【2日目 仁木町にて】

午前8時、拠点から歩いて5分足らずのところにあるレンタカー屋で車を借り、仁木町へと出発。

高速道路を走って1時間と少しで、目の前に素晴らしい景色が広がります。早朝はそうでもなかったのですが、お天気が下り坂に。着く頃にはわりと激しめの雨が降ってきました。

出産したばかりの友人に代わり、少しでも畑のお手伝いができたらとジャージ持参で行ったのですが、午前中は雨が強く畑仕事が難しいので、猫と新生児と少しゆっくり。はじめましてなのに、おじさん(猫)がずっとお膝に乗っていてくれて、至福の時を過ごしました。

そして、雨が弱まった午後からトマトの苗を植えるお手伝いを!

50メートルの長さのビニールハウスには、もう苗を植えるだけの準備がしてありましたが、こういった準備はもちろん、農家さんはビニールハウスをつくるところから自分たちでやらなくてはいけないと思うと、私が手伝えることなんて本当に小さいな、と。
大自然の中で自然と対峙しながら生きていくのは、本当に大変なことだともちろん分かってはいたけれど、改めてしみじみと感じました。
でも、自分の手で何かをつくり出すって本当に素敵なことだし、かっこいい。
はたしていくつ植えられたのか…ですが、1列を1時間半程かけて奮闘しました。顔をブヨのようなものに刺されながらも、なんとかやりきりました。

そして、痺れる腰をさすりながら、余市町の陶芸家・馬渡心平さんのアトリエへ(翌日、絶対に筋肉痛になる予感しかしませんでした)。
私は以前にお会いしたことがあり、友人夫婦も好きだという馬渡さんは、この辺りの土を掘って粘土をつくり、釉薬ゆうやくもこの地方の木の灰を使って、まさにこの土地の器をつくっている方。釉薬を使っているのにこのマットな質感がたまりません。

ワイン農家である友人夫婦は、葡萄の灰でつくった釉薬を使ったお皿に興味津々でした。使う灰によって表情が変わるから、焼き物って面白いな。

くらしてみて、良かったこと。不便だったこと。

2泊3日とはいえ、夕方に来て朝には帰るので、思ったよりも滞在時間は短かったけれど、札幌の駅から徒歩圏内でレンタカーも近くで借りられるので、場所的には最高だと思いました。

普段はホテルに泊まることが多いので、あまり慣れないマンションステイでしたが、n’estateでの滞在の良かったこと、逆に不便に感じたことを挙げてみたいと思います。

<良かったこと>
・駅やレンタカー屋、高速道路の入口に近く、とにかく立地がいい。
・ホテルよりも、友だちの家よりも、気楽に過ごせる。
・ひとりには十分すぎるほど広い。ベッドルームがふたつあり、ベッドが大きかった!
・鍋や食器がひと通り揃っているので(今回はしなかったけれど)外食だけでなく自炊ができる。
・くらしているかのように滞在できた。
・Wi-fiのつながりがいい。

<不便だったこと>
・タオルがあたらしいものだったので、あまり水を吸わなかった。

札幌というあまり馴染みのない街に、まるでくらしているかのように滞在できたことが、今回の一番の収穫でした。滞在時間が短すぎましたが、すでに次にしたいことがたくさん出てきて、世界が少し広がった気がします。

違う街でも、くらしているかのように過ごせたら、人生の選択肢も増えるのではないかと思うので、いろんな場所でその土地ならではの体験をしたいですね。

>「PARK AXIS 札幌植物園前」のご予約はこちらから。

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