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2023年、最も好きだった曲ベスト10【邦楽編】

みなさん、こんにちは。映画やお笑いと同じくらい音楽も大好きな21歳男子 トマトくんです。あまりにもnoteに書くことがなかったので、暇つぶしがてら今年聞いた曲の中で最も好きだった曲を10つ紹介したいと思います。

そこまで音楽の知識があるわけではないので、その道の人たちほど詳しいことまでは書けませんが、愛と熱意だけでも伝わればいいなと思っています。

あと自分で言うのもあれなんですが、割と普段から幅広いジャンルを聞くため、かなり奇妙奇天烈なランキングになっていると思います。またタイトルに【邦楽編】と書いていますが、今のところ洋楽編をやるつもりは一切ないです。

それでは行きましょう。


10位 - modify youth/kurayamisaka

この曲を初めて聞いたとき、「スーパーカーを初めて聞いたときの、あの衝撃をリアルタイムで2023年でも再び味わえるんだ…!」と興奮しました。エモーショナルで、無条件に胸が締め付けられる曲です。

と言うのも、僕はスーパーカーの『Lucky』をツインボーカルの最終形態・究極系のような曲だと思っていて、それと肩を並べるほどの楽曲が、この令和の時代に現れたように感じたんですよ。まさに彗星の如く。

この曲はkurayamisakaが売れていくにつれて、少しずつ評価されていくだろうと思います。そのためにも必ず売れてほしいです。

あと、これ系ならCody・Lee(李)の『おどる ひかり』もあって、そちらとも迷いましたね。どちらも今年を代表するツインボーカルソングです。


9位 - チルドレン/Yeti

たまたまYouTubeのおすすめに出てきた曲。ジャケットのイラストがめちゃくちゃ好みだったので再生してみたら、イントロからぐっと心を掴まれました。Yetiの読み方が「イエティ」だと気付くのにはかなり時間がかかりましたが、それから何曲か聞くようになりましたね。

Yetiは2010年代前後のネット音楽的な雰囲気があるんですよ。ちょっと厨二心をくすぐられるような、思春期のときの思い出を刺激してくるような。すごくザワザワした気持ちになるんです。『チルドレン』は彼らの中でも特にそんな気持ちにさせられる楽曲。

ちなみにこの曲が収録されているミニアルバム『少年少女』は、かなり当たりの曲が多いのでおすすめです。


8位 - Palette/SG

はい、ここでひとまずK-POP?枠。TikTokで有名な「韓国人が日本語で歌ってみたニダ。」シリーズを投稿しているSG(ソギョン)のメジャーデビューシングルです。

A11yourDaysというバンドもやってるみたいですね。歌が上手いのはもちろんですが、少し韓国人っぽさが残った発音やイントネーションもじわじわと癖になっていきます。

1ヶ月前に公開されたばかりのまだまだ新しめの楽曲ですが、絶賛鬼リピ中です。サビの「人生はなから退屈さ それでも愛を歌うんだ」という歌詞の健気さと語呂の良さに頭がクラクラします。もう次の曲が楽しみです。


7位 - B級/ちゃんみな

4月にリリースされた4thフルアルバム『Naked』の収録曲ですね。ABEMAのオリジナル恋愛番組『GIRL or LADY 〜私が最強〜』の主題歌で、この番組での使われ方がめちゃくちゃ良いんですよ。ここぞというタイミングで流れるし、歌詞が番組のテーマともマッチしていて素晴らしいです。

メロディーのキャッチーさ、歌詞のインパクトもさながら、「B級」という言葉のチョイスが天才的。ちゃんみなの最高傑作と言っても過言ではないです。「B級」というある種ネガティブなワードをここまで気持ちの良い曲にしてしまうのが、如何にもちゃんみならしくないですか?ほんと気付いたら口ずさんでしまうんですよね。『GIRL or LADY 〜私が最強〜』も面白いので、良ければ併せて観てほしいです。


6位 - Mainstream/BE:FIRST

BE:FIRSTはデビューした頃から結構好きなんですが(というかAAA日高が元々好きで)、この曲はそんなBE:FIRSTにとってかなり重要なターニングポイントになる曲だと思うんですよ。今年はジャニーズ問題の影響もあって、棚ぼた的に仕事が増えたはずの彼らなんですが、それを踏まえた上でこの曲を聞くとなんとも皮肉的で、そして自虐的な歌詞になってるんです。

「争う気もないのさ全然」「宝の在り処に足跡なんてない」「もうありきたりな地位や名声じゃ目標にすらならない」ただただかっこいい。この曲は今年の日本レコード大賞にもノミネートされていますし、広い定義では彼らもアイドルグループなのに、そのお世話になってる業界への「カウンターカルチャー」をここまで色濃く楽曲に落とし込めることに鳥肌が立ちました。

あとこれは余談ですが、Aメロの「またここからそこまで Zoom Zoom Zoom(ズンズンズン)の部分を常日頃から口ずさみすぎて、友達らの間で「ズンズンズン」が流行語になりました。それくらいよく歌ってた曲です。

あとサビ前の左手を突き出して、右手をブラブラさせる振り付けが性癖です。


5位 - Upon You/Bialystocks

Bialystocksは『灯台』で衝撃を受け、この『Upon You』で沼にずっぷりと引きづり込まれました。この曲自体は2022年の12月辺りに公開されたものですけど、それから1年経った今でもまだまだ現役でハマって聞いている自分に恐怖すら覚えますね。

Bialystocksは挑戦的な曲ばかりなのに、そのどれもがスっと耳に入って馴染んでくるのが癖になるんですよ。『Upon You』はその極地にある音楽のひとつですね。MVもレトロでおしゃれですし、とてもかわいいです。


4位 - Cool or Cute/ZILLION

清水翔太が審査員長を務めたオーディション番組『ONE in a Billion』にてデビューした男女混合ダンスグループ。最初はAAAの後釜を狙ったグループだと斜に構えていましたが、完全に実力でねじ伏せられた感…。

中でもこの曲は、ZILLIONというひとつのグループの中で「COOL」と「CUTE」に別れ、それぞれの得意なスタイルで勝負しているため、めちゃくちゃメンバーにスポットが当たるし、全員が輝いているんですよ。MVを見てもらえば言っていることがわかると思いますが、これは現代の『ウエスト・サイド物語』です。

ブラックミュージックやニュージャックスウィングのような80年代初頭に流行した要素を取り込んだグルービーな楽曲になっていて、後の『EMO』や『Hide n Seek』など、曲調や世界観も含めて彼らの方向性を決定づけるものになったと思います。これからに期待です。


3位 - そんなbitterな話/Vaundy

ABEMAのオリジナル恋愛番組『花束とオオカミちゃんには騙されない』の主題歌で、Vaundyの楽曲が「オオカミ」シリーズの主題歌に抜擢されるのは『彼とオオカミちゃんには騙されない』の『恋風邪にのせて』以来約1年ぶりとのことらしいです。

Vaundyは『東京フラッシュ』でデビューしたその瞬間から「あ、この人は売れる」とビビっときて、その後も『不可幸力』や『怪獣の花唄』などドスライクな曲を連発。もし数年前からこのランキングを作っていたら、きっと2021年には『benefits』と『踊り子』が、2022年には『瞳惚れ』が、毎年トップ10にランクインしていたと思います。それくらい僕には刺さりまくりなアーティスト。

この曲はMVもめちゃくちゃ素晴らしくて、今年のベストミュージックビデオを決めるなら、迷わずこの曲を挙げると思います。

突然のキスから始まり、何の説明もなくいきなり画面が分割。男女それぞれの物語が同時に進んでいき、たまに合流したり、また離れ離れになったりする。そして最後には『エクス・マキナ』のようなロボットになって、再びキスをして終わる。全編通して見ると、このラストがあまりにも美しいんですよね。

多分今年一番カラオケで歌った曲もこの曲だと思います。サビの「ほろにがぁ〜い」がチョー気持ち良い(死語)。


2位 - Nagisa/imase

『逃避行』『でもね、たまに』『NIGHT DANCER』などなど、独特の歌唱とメロディーで一度聞いたら絶対に忘れない曲を生み出す天才 imase。この曲はシティポップを彷彿とさせるような、80年代風レトロなポップチューンになっていて、彼の曲の中でもトップクラスにノれる音楽になっています。

個人的にimaseには、常に流行の最先端を走っているというイメージがあったので、この曲を初めて聞いたとき“故きを温ねて新しきを知る”を体現したかのように思えて、体中にビビビッと稲妻が走りました。自分の考えは甘々でしたよほんと。

ちなみに鳥山明原作の映画『SAND LAND』の主題歌にもなった『ユートピア』とめちゃくちゃ迷ったんですけど、『Nagisa』はひとつ上のステージに上がったな…と感じさせられたし、フェスで聞いたときもとてつもなく盛り上がった良い思い出があるので、こちらにしました。


1位 - GOLD/PEOPLE 1

僕の2023年は完全にPEOPLE 1の年でした。

そもそもPEOPLE 1は、2019年の『常夜燈』で初めて存在を認知し、その後も『怪獣』『銃の部品』など「割と好みの曲を作るな〜」と思っていました。でも「よく聞くバンド」程度の感覚で聞いていました。

全てが狂ったのは、昨年の12月のこと。関ジャムの恒例企画『プロが選ぶ年間マイベスト10曲』にて、蔦谷好位置が『紫陽花』を1位に選出。その楽曲の作り込みの凄さに計り知れないほどの衝撃を受けて、初めて「よく聞くバンド」から「好きなバンド」へとシフトチェンジしました。

そして今年に入っても、テレビアニメ『チェンソーマン』の10話のエンディングテーマに起用された『DOGLAND』が大ヒット。次は一体どんな曲を出してくるだ〜?!と期待していた矢先に、この『GOLD』が現れました。

たまらない。なんなんだこの完璧な曲は。PEOPLE 1初のCDシングル、そしてテレビアニメ『王様ランキング 勇気の宝箱』のオープニングテーマに起用など、様々な理由はあると思いますが、だとしても、いくらなんでもこの曲は「本気」すぎる。今までとは格が違う。

最初にも書いた通り、音楽的な知識は全然ないため、僕の語彙ではその凄さを全然解説できないです。なので、まだ聞いたことない人はぜひ聞いてみてほしい。素人でもわかるテクニックの数々、しかし遊び心も満載。PEOPLE 1のバンドとしての魅力が存分に詰め込まれています。またカップリング曲の『夏は巡る』も文句なしの名曲なので、とにかく凄まじい。

多分だけど今年最もライブに行ったバンドもPEOPLE 1だし、僕の人生を彩ってくれたという意味も込めて、1位は迷うことなく『GOLD』で即決でした。PEOPLE 1の皆様、これからも頑張ってください。よろしくお願いします。愛してます。


番外編

ランキングは以上になります。

ちなみに次点(11位)は、Teleの『ロックスター』でした。こちらは2022年12月に公開された曲で、bialysticksの『Upon You』と去年の曲被りをしてしまい、ギリギリで競って惜しくもランク外…。でもめちゃくちゃ好きなんですよね。Teleの歌声が心地良いです。

もっと早く出会っていたら確実にランキングに入れてたな〜という曲では、紫今の『凡人様』があります。シンプルなビート、リズムながら、独特の歌声と歌詞の語感の良さでめちゃくちゃ引き込まれました。中毒性もあり、令和の音楽を知らしめられましたね。

そして邦楽以外からの選出としては、BTS・ジョングクのソロデビュー曲『Seven』がとてつもなく好きでした。ただ自分はガッツリ歌詞を聞くタイプなので、日本語じゃないと曲が頭に入ってこないんですよね。だからメロディーはめちゃくちゃ好きなんですけが…という理由でのトップ10漏れでした。

数年前の曲が今になって僕の中でリバイバルヒットしたものでは、WANIMAの『曖昧』が断トツでよく聞いてましたね。2021年12月15日にデジタルリリースされた曲なので、まだまだ最近ですが、今年は家族でAbemaTVの恋愛リアリティ番組『シャッフル・アイランド』にどハマりしまして、そのオープニングがこの曲だったのが理由ですね。


来年は一体どんな曲がランクインしているでしょうか。それでは最後に今年を代表する1曲、新しい学校のリーダーズの『オトナブルー』を聞いてお別れしましょう。ここまでご愛読ありがとうございました。良いお年を!✊🏻‹‹🧒🏻››✊🏻

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