2月の翻訳定例トライアル復習 予想以上に勉強になった見直し
今日は久々にまとまった時間ができたので(息子たちを見てくれた夫に感謝!)2月のアメリア定例トライアルの復習をした。
とりあえず訳すだけで精一杯だった2月分。
4月後半に返ってきた判定結果は、できてないカテゴリーがはっきりした(その分野では頻出の表現と背景知識)。
今日は、新たに届いたアメリアの会報誌についていた訳例を元に、復習した。
中学高校時代にテストが返ってきては、間違えたところを確認する、アレ。
もう何十年もしていなかったことなので、
実のところ、少しめんどくさいなぁなんて、
訳例が届くまでの間にふと思ってしまったりした。
でも、これをやらずして成長はないのは分かっていたので、よしっ!やるぞ、と気合を入れてパソコンに向かった。
(実際は、朝異常に早く目が覚めてしまい午前3時から起きていた反動と、連日の疲れもあり、かなり眠気が襲ってきて、いつでも仮眠が取れるように布団に寝転びながらという、かなりゆるい体勢で始めた午前9時。)
まずはお手本と比較
原文、自分の訳文、訳例を比較できるようにパソコン上で並べ、いざ見直してみると、意外に訳例と同じ表現にできたところもあって少し励みになる。
さっきの眠気はどこへやら。結構元気がでてきている。
と、思いきや、できていないところがどんどんと見つかり始めた。知識不足で、適切な訳語にできてなかったところ、表現を練りすぎて原文から離れ過ぎてしまい、訳例のシンプルなよくある表現を見て「それでいいんだ」と拍子抜け。むしろ、この分野で求められる忠実な訳ってこういうことなのねと、身をもって学んだ。
他には、あるグループの名詞にはたいてい定冠詞が付いて、またあたるグループには不定冠詞がついて、など、勉強になる。
一番悔しかったのは、まさかのスペルミス。(nを入れるべきところにm)もったいない。
しかも、1度とならず2度3度。自分でも驚き。
締め切りギリギリに訳したにしろ、ここまで見直す時間がなかったのか、見逃していたのか。ガックリ。
今まで何度も反省してきたけど、次はしないぞと誓った。
疑問を持つ
自分の訳文と訳例を比較していると、訳例はあくまで1例で自分の訳文でもいいのか、はたまた訳例以外は考えられない表現なのか、疑問が出てくる。
どうしてここは受動態で、こっちは能動態なんだろう。
この、モヤモヤとした疑問を持つのがよかった。
自分が分からない事がだんだん見えてくるから。
この定例トライアルを受けるまで、「分からない事が分からない」状態だったから。
分からないことがあるって素晴らしい!
解説で納得
そうやっていくつか疑問を持ってから解説を読むと、解説文の一言一言が響いてくる。
これはこの訳語がベスト、他にはこんな訳もあってどちらも◯とする。
この分野ではこの表現は頻出の定型表現。
こういうミスする人が多かったけど、これはこういう理由で不適切、と予想以上に自分の疑問に答えてくれた。
もちろん、疑問のままの部分もあるけど、参加者数と参加料を見れば、ここまで解説してくれたらありがたいなと。
少なくとも、毎回こういう解説に書かれてあることを忘れなければ、力になっていくのではと。
布団から机へ
復習の始まる前はいつ寝落ちしてもおかしくないくらい眠気とだるさがあったのに、いつのまにか目は覚めて、寝てる姿勢がやりにくくなり、布団から脱出。気づけば机でシャキッとパソコンに向かっていた。
さぁ、これからもう一つ掘り下げて復習するぞと思ったところで
「ただいまー!!!」
と、息子達と夫が帰ってきた。
そうか、もうお昼の時間だね。
きりが悪くてもパソコンを閉じ、みんなの話を聞きながらパスタを茹でた。
心なしか、朝より手際がいい。
それは、久しぶりに間違いを見直してお手本から学べたから。久しぶりに指摘してもらえたから。それも、自分が取り組んだ課題だから。どこかの対訳表現を読むだけもいいけど、実際に自分が訳してみることが一番の勉強。充実した朝の勉強時間だった。
体は家にこもっていても、どこか壁をまた一枚突き抜けたような、一歩前に進んだように感じた。
こんな風に、頭の中をアップデートして、いろんな境を超えていけば、家にいても刺激的。
おかげで、心身共にエネルギーチャージ!
午後は子供達の宿題を見たり、みんなでマット運動的なことをしてきゃあきゃあ言ったり、
鯉のぼりを飾り(ギリギリ。。)、
風に揺らめく鯉達をみんなで眺めた。
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