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手島からの日記〜生まれ変わるヒマワリ、ときどき陶芸、の巻

すっかりと秋が到来。
急に寒くなって何を着たらいいのかわからない、アイランダーの松原です。

夏に散々冷房がなくて困ったお話をしましたが、
冬はストーブがあるのでなんとか越せそうです。

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なんだかんだ毎年、たかむーからユニクロのウルトラヒートテックを勧められてる気がする。

買ってください。

ヒマワリの収穫と陶芸

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夏を彩ったひまわり、ありがとう。

枯れてしまった後、本来なら引っこ抜いて燃やして終わりなのですが、

もったいない!!!

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この枯れて残ったひまわりは我々がいただき、灰にして釉薬の材料にする事にしました。
すぐ使えるわけではなく、

いろいろいろいろいろいろやらないと釉薬にはならない、単純なものではないのですが、

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こんな風に綺麗な色が出る、原石です(草だけど)。

いろいろ使えそう、楽しみ。

なんでこんなに詳しいねん、と申しますと、

トラストリングでの仕事とは別で、私は陶芸をしておりまして、

器の形になる土も含めて、島で採れる材料を使って陶器を作ることを目標にしているので、

本当にありがたい資源です。

島では他には竹、唐辛子、鈴生りのオレンジが目星かな。

収穫方法が無知の1年目

いくつか収穫して、少し溜まったら燃やしてみる

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全然火が続かない。
やっぱり完全に乾燥させないと難しい。

日にちをあけて、カラカラひまわりになった頃に再開

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作業分担は

ナショ → のこぎりで刈り取る
松原  → 刈られたものを回収して集めて燃やす

朝9時から始めて、12時、13時…

ナショさんの切ったひまわりを両手いっぱいに抱えて
足場の悪い土壌を行ったり来たりを繰り返す

14時、まだ終わらない
燃やし始めてしまったので止めることができない

雨が少し降り始める

泣きたい

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松原「なんでこんな…こんな辛いの…雨降らないってヤフー天気言ってたのに…ううぅ…」
ナショ「泣くなー!!頑張れーー!!!もうちょっとだーー!!!」

16時、ノンストップで続けた作業が終わった

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畜生、綺麗だ。

今、島に来て2年目の冬をこれから迎えようとしていますが、
個人的にこれまでで一番過酷な作業でした。

ノープラン、ダメ、ゼッタイ

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2年目

とにかく前年は無知ゆえに効率が悪かった。

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しかし、私たちが島に来るまで、これをじいちゃんばあちゃんがやってたのかと思うと頭が上がらない。
なんで腰の曲がったお年寄りが多いのか、農作業に触れてみて少し理解できた気がする。

オマケ


ある日の朝

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ではまた!

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