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レポートも出せなかったPC初心者大学生がベンチャー企業のエンジニアになるまで

TRUNKには個性豊かなユーザーがたくさんいます。今回はその中で学生時代にプロジェクトを立ち上げ、今はエンジニアとして働く山本さんについてお話をきこうと思います!!

山本 哲生
大学在学中に個人契約の家庭教師サービスを立ち上げた際にプログラミングを始める。「もっと自分に技術があればもっと便利なサービスが作れたはずだ」と考え、大学を休学して東京でプログラミングを修行。複数社を経験した後、大学に復学。就職活動で有名企業のインターン等で優勝するも働きたい会社は見つからず2019年4月、再度大学を休学。フリーランスエンジニアとして2社で開発を経験。サービスリリースまで携わった後、株式会社PLAIDへ。

ーーまず山本さんについて教えて下さい!

はい、山本哲生と言います。大阪大学に通っていましたが、先月の5月に大学を中退しまして、今は株式会社PLAIDエンジニアとして働いています。
学部は外国語学部で文系なんですが、色々あってエンジニアになりました(笑)
本日ははよろしくお願いします。

ーーよろしくお願いします!
ーー大学では何をされてたんですか?

もともと大学ではハンドボール部の副部長をしていて、ずっとハンドボールをしていました。

ーーそうなんですか!では、なぜ家庭教師サービスを立ち上げたのですか?

友人も僕も母子家庭で育ちまして。
だから勉強する環境が整っていなかったり、そもそも周りに大学出た人がいないから自分が大学に通うイメージとか、大学に進学するメリットがわからないまま勉強していたなっていう話になりました。
だから、そういう層を大学生と繋いじゃえばいいよね、ただあんまりお金は出せないだろうから仲介会社を挟まずにマッチングだけしようって考えてこのサービスをはじめました。

ただやってみると問い合わせは来てマッチングはしてみたものの、マッチングした時にお金をもらうだけなので全然儲からなくて、何ならバイトした方がいいよね、みたいな状態でした(笑)

だから、もっとビジネスを知りたいと思って、まずは営業のインターンに参加しました。

ーー営業のインターン、体験してみていかがでしたか?

営業で学生がビジネスを体感するのは難しいということがわかりました。
すべての企業がそうとは言い切れないんですが、やっぱり社員でもないインターンの学生に話せることって限られているんです。
そこから本物のビジネスを学び取るのは難しかったですね。

あともう一つ感じたのはプログラミングの必要性です。
学生でプログラミングができる人ってあんまりいなかったので。
そこで、僕ができるようになったらビジネスの根幹に迫れるな、
できる人が少ない=参入するチャンスだ!!って思って、
大学を休学してプログラミングの勉強をしました。

ーープログラミングはスクールとかに通って勉強されたんですか?

そうですね、最初はプログラミングスクールに通いました。
3ヶ月コースで、カリキュラムで学んでそのあと、自分でプロダクトを考えて作るみたいな感じでした。
熱中しまくって、朝から晩までやっていたら、カリキュラムが1週間で終わっちゃって、プロダクトも1週間で作り終わっちゃったので、2週間でやめちゃいましたが。
正直、その頃は「プログラミングめちゃ簡単やん、パターンゲーだ」って思ってて、そこからすぐにインターンに参加しました。
でも、実際のプロダクトだと自分の使ってた技術に他の技術が入ってきて、複雑でした。
ここで基礎的なことがわかっていれば、紐解いて実装を考えたりとかできたと思うんですが、基本的なことを理解せずにパターンだけ覚えて応用するみたいなことをやっていたので全く通用しませんでした。

そこからは一旦インターンはやめて(ほぼ逃げ出したに近い)、基礎を固めようと友人がインターンをしていたTRUNKのいろいろな講座に参加しました。

ーーなるほど、そこがTRUNKとの出会いだったんですね!
ーー具体的にどのような講座を受けられたんですか?


よく覚えているのは岡崎さんのCSS、HTMLの講座布田さんのインフラの講座ですね。
岡崎さんの講座CSSでボタンを作るって課題の会やアニメーションを実装する課題の会に参加しました。
作り方を教えてもらうのではなく、課題が与えられてその課題を作るために自分でGoogleで調べて探り探りやってましたね。

布田さんの講座ではページを開いてから表示されるまでに裏側ではどんなことが起きているのかを知れたことが勉強になりました。

TRUNKの講座は少人数自分と同じくらいの習熟度の参加者と一緒に学ぶので、負けず嫌いな僕にとってはよい環境でした。
毎回「僕が一番早く終わらせるぞ!」って思いながらやってました(笑)

ー負けず嫌いが功を奏したんですね。
ーーTRUNKの講座で身についたことを教えて下さい。

そうですね…
岡崎さんの講座では自分の頭で考える力が身についたと思います。自分のできることを最大限活かしてアウトプットできたことがすごくよかったなと思います。

布田さんの講座ではシステムの全体感を把握できるようになりました。全体がわかることで、勉強するときも理解の助けになったり、デバッグにも役立つことがわかりました。

ひとりでやっていたら身につかなかったことだと思うので、TRUNKに出会って本当によかったと思います。

ーーその後、どうされたんですか?

その後は一度大学に復学して就職活動をしました。
でも、僕のやりたいことと企業がいまいち一致しなくて…

ーーどのようなことがやりたかったんですか?

もともと教育系の事業を立ち上げたこともあり、人材とか教育に興味がありました。
あとは新しいものに興味がありました。新しいと言っても、既存の方法とは全く違う方法でアプローチするみたいな…
だからそのような感じのことができる会社を探していました。
でも、なかなか見つからなくて…

そんな感じで将来どうしようかなって思っていたら、リクルート「マーケットを動かすITプロダクトを企画せよ」というインターンで優秀賞をいただいたんです。

その景品で中国の深セン市に行かせてもらって、深セン市のテクノロジーに驚かされました。
やっぱり、何をするにもテクノロジーって必要なんだなと気付かされて、就活は来年にしてもう1回プログラミングをやろう!と思いました。

ーーもう一度休学されたんですか…
ーー2度目の休学中は何をされてたんですか?

インターンと業務委託を掛け持ちして、ひたすら働いていました。
2社を掛け持ちして、週5フルタイムで働いて、それにプラスして業務後と土日も働くみたいな感じでした(笑)
最後の方は家に帰る時間も惜しんでオフィスの床で寝る生活をしていました(笑)
深夜2時くらいに寝て、7時くらいにオフィスの清掃の音で起きるみたいな。

山本さん

↑ オフィスで寝泊まりしている山本さん

その後、自分で起業するのか、就職するのか、エンジニアを続けるのか、やめるのか、色々考えたんですが、最終的に世界観が一番面白いなと思ったのでPLAIDに行くことを決めました。

ーー具体的にどういう世界観が面白いと思ったんですか?

「データで人の価値を最大化する」っていうのがPLAIDのビジョンなんですが、これが面白いと思いました。
データも色々あるんですが、KARTEが比較される他のプロダクトと比べてユニークな点は、人軸でデータをし取得して、それをリアルタイムで解析し、その結果に対してアクションを行うことができ、これを高速に回せるところです。
こうすることでサイトに訪れている人が何を欲しがっているのか、何に困っているのかを知ることができて、仮説検証が回せることが魅力的だと思いました。


ーーPLAIDではどんなことをされているんですか?

PLAIDでは、「CXプラットフォーム KARTE」というプロダクトの開発と新規プロダクトの開発を担当しています。

前者では、reBAISUというチームで動いていて、そのチームでは、BAISUというデザインシステムを適用しながら、よりKARTEを直感的に使ってもらいやすくなるように0から画面を設計して、作り直しています。
また、その改善の中でUT(ユーザビリティテスト)を行いながら高速にFBと改善のループを回しているのも特徴的です。
その中で自分は、コンポーネントやアーキテクチャの再設計、実装などを行なっています。
PLAIDではフロントエンド、バックエンドエンジニアの役割分けていないので、幅広い知識とキャッチアップ力が求められますが、その中でがんがんコミットできていることは自分の自信に繋がっています。

後者では、リリースに向けて、機能追加、安定化を主に行なっています。
ここは今、ほぼ自分一人で開発を任せてもらっていて機能実装、テストの計画、実装。CI/CDの整備などやれることが多くてとてもやりがいがあります。

いろんな会社を見てきましたが、大きなプロダクトからリリース前のプロダクトまで、ここまで広く任せてもらえているのはPLAIDだけなのではないかと思います。

ーーありがとうございます!
ーーでは最後に未来のTRUNKユーザーにひとことお願いします!

TRUNKには優秀な人材がいっぱいいます。
その人達と一緒に切磋琢磨できる環境はきっと自分の糧になるはずです。

「何がしたいかわからない、自分には何もできないし、何が自分にあってるかわからないから決めようがない」そう思ってる人は一定いるんじゃないでしょうか?
実際に自分はそうでしたし、大体の人がそうなんじゃないでしょうか?

ライバルがいるから頑張れるっていうモチベーションが湧くのはすごく大事なことだと思います。
それと、何かを学んだからわかってくる「これやりたい」とか「これやっぱ違うな」っていう気持ちとか、学んでできるようになったから生まれてくる新しいチャンスとか。
そういうものがループしてこそ前に進めたんだなみたいな感覚が自分の中であります。

ぜひ、自分の興味の幅を超えていろんな経験をしてみてください。
本日はありがとうございました。

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