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先日の7月14日(金)に池袋の東京芸術劇場で開催された東京音楽大学シンフォニックウインドアンサンブル(通称Aブラス)の演奏会に行ってきました!

Aブラスは主に管打楽器専攻生の3,4年生を中心として編成される吹奏楽です。前日は川越でコンサートをしての芸術劇場で体力勝負のところもあると思いますが、川瀬賢太郎氏の指揮の下、集中力を切らさず素晴らしい演奏をされていました。

今回は全編フランスもので統一されたコンサートで、中でも現在4年在学中のサックス、五十嵐健太氏がソロを務めたトマジ作曲サクソフォーン協奏曲は圧巻でした。ハツラツとしていて、これでもかというくらい楽器を鳴らしたかと思えば繊細にどこまでも歌い上げ、会場全体が彼の音楽に引き込まれていました。

相変わらずアンコールは、もはや第三部と言えるほどのヘビーな曲目で、

・狂詩曲「スペイン」/シャブリエ
・サムソンとデリラより「バッカナール」/サン=サーンス
・ラコッツィ行進曲/ベルリオーズ
・キャラバンの到着/ルグラン

と、すべてフランスの作曲家。これだけでもコンサートになります。そして、リードのギャロップで終えるのはAブラスの定番で、とにかくこのキツいプログラム、よく頑張りました。

吹奏楽アカデミーもいつか芸術劇場で演奏したいなあ。


荻原明(おぎわらあきら)


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