2-5.原理編まとめ『トランペット ハイノート本 ~美しい High Bbで奏でるために~(仮)』
第2章では、これまで
「2-1.音の出る原理」
「2-2.アパチュア、アパチュアと舌の関係」
「2-3.呼吸の原理」
「2-4.音域変化の原理」
と、トランペットを演奏する上での非常に大切な原理を解説してまいりました。
これらはハイノートと直接関係がないお話ばかりでしたが、すでにお伝えしている通り、正しい原理に基づいてトランペットの演奏ができなければ、当然ハイノートを出すことも困難になります。これはいくつもの歯車が噛み合ってひとつの機能を果たしている時計のようなものです。
そこで、ハイノートを出す方法をお話する前に、このような章を設けたわけですが、いかがでしょうか。
それぞれの原理(歯車)の存在と意味、これらが噛み合うことで生まれる目的を達成できましたか?
今回はこれまでにお伝えした内容を補足したり、違う角度から解説するだけでなく、新しい情報もたくさん取り入れました。歯車の確認や噛み合わせの調整、そしてそれらの歯車がキシむことなくスムーズにうごけるように、今回の内容を手に入れてください。
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