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2-3.声に出して歌える力とトランペット演奏技術の関係(ソルフェージュ)

ソルフェージュ最強説

これは私がレッスンで実際に体験した話です。その日は個人的な事情でC管しか持っておらず、C管でレッスンを進めていました。生徒さんはBb管です。

「ではFの音を吹いてみましょう」と伝え、先にFをロングトーンし、音を重ねてもらうために待っていました。

私はC管なのでFの音を出すために1番ピストンを押しています。
生徒さんはBb管なのでFの音はピストンを押さずに出します。

しかし、僕がC管を吹いていると知らなかったために、生徒さんは僕のフィンガリングを見て、Bb管であるにも関わらず1番ピストンを押しながら吹いてしまったのです。

Bb管の場合、1番ピストンを押してしまうと、そのひとつ下のEs(Eのフラット)の音が出る可能性が高いです。楽器の構造上、絶対にユニゾンにはならないはずが、なんとFの音が鳴りました。

ユニゾン!

これは長くレッスンをしている中でも衝撃的な一コマでした。
これは「トランペットに用意されたシステムよりも頭の中に鳴っている音のほうが演奏に強く反映される」ことを証明しています。

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