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#トランペット
3-8.【補足】喉を開く、ということ『トランペット ハイノート本 ~美しい High Bbで奏でるために~(仮)』
今回は元々、これまでの記事にいただいたコメントに対しての詳細やまとめを書く予定でしたが、本文の流れを確認する内容のコメントのみでしたので、内容を変更させていただきました。ご了承ください。
結構多い「喉を閉める」奏者
レッスンをしていても度々話題になる「喉の閉まり」。気づいていないだけで意外に多いのです。
よく指導者も「喉を開けて!」とアドバイスする人がいますが(これについては後ほど否定し
3-7.コラム 〜顎について〜『トランペット ハイノート本 ~美しい High Bbで奏でるために~(仮)』
これまでハイノート時の舌の位置や形状について解説しましたが、その舌は顎という骨の中に存在しています。したがって、舌がうごけば顎はついてくるわけで、それらの関係を理解しておくことが非常に大切です。
そこで今回は顎に着目していくつかのお話をしてまいります。
3-6.高音域を出すための舌のエクササイズ『トランペット ハイノート本 ~美しい High Bbで奏でるために~(仮)』
前回の記事ではハイノート時の舌の形状について詳しく解説しましたが、その後いかがでしょうか。「今まで生きてきた中で、舌をこんな形にしたことがない!」と、思うようにできない方も多いかもしれません。
そこで今回は意識的にハイノートの舌の形と位置をいつでも再現できるようにする方法を紹介します。
ハイノート時の舌の形を作り出すエクササイズ
3-5.音域変化と発音変化について2『トランペット ハイノート本 ~美しい High Bbで奏でるために~(仮)』
今回の記事が「ハイノート本」の最も核になる内容だと思います。
しかし、これまで何度もお伝えしたようにハイノートを出すためには音の出る原理から順番に正しい歯車の噛み合わせが成されていなければ実現は難しいのです。
ですので、この記事だけをご覧になり、実践したからと言ってハイノートが出せるかは定かではありませんし、逆に、ここまでの積み重ねがあれば今回の記事を読む前からハイノートが以前よりも出せる
3-4.音域変化と発音変化について1『トランペット ハイノート本 ~美しい High Bbで奏でるために~(仮)』
今回からハイノート本の最も重要な「音域変化」について具体的に解説してまいります。
第2章「音の出る原理」に始まり、この第3章「音のツボ」に当てるお話までのそれぞれの歯車(情報)をひとつひとつ丁寧に噛み合わせて完成した機能である「トランペットの基礎」が正しく稼働しているか(実際のトランペット演奏に反映できているか)が、これから先お話する音域変化の実践、そしてハイノートを出せる技術習得へとつなが
3-3.コラム 〜ハイノートと音のツボの関係〜『トランペット ハイノート本 ~美しい High Bbで奏でるために~(仮)』
ハイノートが当たりにくい原因
どれだけハイノートの出し方を知り、実践方法が正しくても結果が伴わない方が結構いらっしゃいます。
それは、今までもずっと話題に出てきた「歯車の噛み合わせ」に問題があるからです。
トランペットの技術を具体的に使えるようにするためには、研究や実験、練習の積み重ねによって手に入れた歯車をひとつひとつ丁寧に噛み合わせる(関連付ける)ことが必要です。
ハイノートを演奏
3-2.音のツボについて2『トランペット ハイノート本 ~美しい High Bbで奏でるために~(仮)』
前回の記事では「音のツボ」がどのようなものかをお伝えしました。
今回は実際に音のツボを出す実践編です。
コントロールより耳を使う音のツボに限ったことではなく、このような話題になるとどうしても「奏法」を優先し、意識をからだの使い方に集中させてしまうことが多くなってしまいます。
しかし、演奏において最も大切なのは「自分の音がどう聴こえているのか」を判断するためのイメージの強さと、自分の音を聞く
インデックス 『トランペット ハイノート本 ~美しい High Bbで奏でるために~(仮) 』
0.はじめに(2017.10.17公開)
第1章 —基礎編1—
1-1.実際に吹いてみよう(2017.10.31公開)
1-2.心理的分析、負の足し算(2017.11.14公開)
1-3.コラム 〜ハイノートの境界線〜(2017.11.28公開)
第2章 —基礎編2—
2-1.音の出る原理(2017.12.12公開)
2-2.アパチュア、アパチュアと舌の関係(2017.12.26公開)
2-3
3-1.音のツボについて1『トランペット ハイノート本 ~美しい High Bbで奏でるために~(仮)』
第2章までは音域変化よりも前の段階、トランペットからなぜ音が出て、そしてなぜ音域が変化するのか、その原理をお話してまいりました。
一番基礎中の基礎である歯車がきちんとはたらくことによりこれから先の具体的なハイノートへの音域変化も実現できるわけですから、ここまでの記事を確認しつつ、丁寧に進めてください。
それでは、第3章は「実践編 1」へ入ります。
音のツボとは「音のセンター」と呼ぶ場合も