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『まもる、ささえるしごと』vol.03~ビルメンで働くメリット 前編~

前回はビルメンテナンスの主な仕事内容についてお伝えしました。

今回は「ビルメンテナンスで働くメリット」についてお伝えします。
私が考えるメリットはいくつかありますが、その中で3つ大切なものを選びました。

1.長く働くことができる

一般的に現在の日本の会社の定年は60から長くとも65歳と言われています。
ビルメン業界では65歳以上であっても再雇用を受けて働いている人がたくさんいます。

それは、ビルメン業界の人材が不足しているということと、資格や長年培ったスキルはとても貴重であり、代わりになる人材がなかなかいないという場合があるからです。
そのため資格やスキルがあり、健康であれば80歳以上でも働くことは可能です。

再雇用となることによって収入は減りますが、仕事とプライベートを両立した働き方が可能です。また社会とのつながりを長く持つことにより、健康寿命が延びることも期待されます。 


2.たくさんの人脈ができる

ビルメンという仕事は社内のみならず、お客さんや協力会社の人、メーカー、商社の人など、たくさんの人と関わる仕事です。

私自身、特に仕事上で関わる人とは、お客さんであれ協力会社の人であれ、仲間意識を持って接するようにしています。 
そういう接し方が良いか悪いかは置いておいて、これらの人たちと旅行に行ったり、一緒に食事に行ったり、遊びに行ったりした経験もあります。

このような経験を通じて仕事でもプライベートでも楽しく過ごす事ができています。


3.広い知識と技能が身につく

建物であったり、設備に関して広く浅い知識が身につきます。
ビルメンの仕事は設備同士の繋がり、つまりシステムとしてのつながりを把握することが大切であり、つながりを把握する上で「この機器はどういう役割なのか」ということを意識していくことが重要です。

また、資格取得の勉強や仕事を通じて浅い知識も深い領域へのレベルアップもできます。

また、この知識は日常生活で役立つことがあり、DIYや水道やトイレの修理のほか、部屋のレイアウト変更のときなどにも役立つことがあります。

収入は人並み以下でも良いから、長く社会に貢献したい、たくさんの人と繋がりを持って自分の知識やスキルを身につけながら仕事をしていきたい人にとってビルメンは適職なのではないでしょうか。
もちろん、レベルアップして、管理者レベルの立場になれば、収入アップも見込めます。自分にあった働き方ができるのも魅力だと考えます。

今回はこの辺で終わりにします。
次回は『ビルメンで働くメリット 後編』を書く予定です。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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