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『精神科医が教える 毎日を楽しめる人の考え方』読書感想文

私には昨年の5月から続けている遊びがある。それは、「サウナ」である。

友人に連れられて行った温浴施設で「サウナの楽しみ方」を教えてもらったことがきっかけで、1年近く続いている。

サウナ入浴では、サウナ・水風呂・外気浴のサイクルを合計20~30分程度のサイクルで繰り返す入浴が良い方法とされている。
サウナの良いところは、サウナ・水風呂・外気浴のどこの段階でも「今、ここ」に集中することができるところである。そして、サウナ・水風呂・外気浴のサイクルが3~4セット終わった後には何とも言えない爽快感を感じることができ、さらには凝り固まった身体がほぐれていくのだ。

樺沢紫苑先生の新刊『精神科医が教える 毎日を楽しめる人の考え方』には自分の趣味をもっと楽しむための遊び方のヒントがふんだんに盛り込まれている。

その中でも、私が実践した3つの行動についてシェアしていこう。

1.遊びのTODOリストを作る

「遊びのTODOリスト」を書くと、その「遊び」の実現率が3倍以上に高まります。

196ページより

当書の言葉に衝撃を受け、「行きたいサウナリスト30」を作成。
いつでもチェックできるよう、スマホのメモ帳に記載している。
リストを作ったことで、1時間以上の時間ができたら、近くにあるサウナ施設を確認して行くことができるようになった。

今後は行く施設をエリアで分け、「サウナはしご」もしてみたい。

2.ピンときた遊びは「深める」

物事に取り組むときに、「広げる」と「深める」という2つの軸をを意識することが大切であると述べられている。さまざまな遊びを試してみて「おもしろそう!」とピンときたものは徹底的に深めていくことが更に遊びを楽しむコツなのである。

最近はサウナに関して「深める」ことを意識するようになった。
まず、サウナに関する知識を深めることを目的として、
「サウナ・スパ健康アドバイザー」の資格を取得。
試験は誰でも受かる簡単な内容だが、資格を取得するとサウナ施設の割引が受けられるという恩恵があるので、サウナが好きで定期的に通うのであれば、取得をしたほうが得であるといえる。

次第にサウナに関するグッズにも興味が湧くようになり、サウナハットを衝動買いした。
サウナハットを使うようになってからは、サウナの世界がさらに広がった。
サウナハットの効果は、のぼせ防止や髪の毛が痛むのを防ぐほか、サウナに没入することができるという、想定以上の恩恵があった。
暑さを軽減する効果もあるので、2~3分長くサウナに入れるようになり、身体をしっかりと芯まで温めることができる。

今年は、お気に入りのグッズを揃えつつ、アウトドアで楽しめる「テントサウナ」や、サウナを目的とした旅行「サ旅」にも挑戦していきたい。


3.集う

私の3つの行動の中で最も大きな成果を生んだのが「集う」つまり、コミュニティ作りである。
私は、サウナの入り方を学び、次第にこの心地よさである「ととのい」の感覚を多くの人に味わってもらいたいと考えるようになった。

みんなでサウナを楽しむ目的として、Facebookのグループページを作成し、親しい人たちに声掛けをした。
すると、なんと10人ものメンバーがコミュニティに参加してくれ、オフ会で貸切サウナイベントを楽しむ会を開催することができた。

初めてサウナ・水風呂・外気浴のサイクルを経験したメンバーから
「今までにない経験をして、身体が軽くなった。ハマりそう」
と感じてくれたメンバーも数名いて、「コミュニティを作ってよかった」と何ともいえない嬉しさがこみ上げてきたのである。

サウナには、疲労回復、ストレス解消、血圧降下、安眠効果、肩こり解消などのたくさんのメリットを得ることができる。
そして、「入浴」と「交流」というリラックス効果が最大となる組み合わせで楽しむことにより、サウナの効果を最大限に発揮できるようになる。

これからもこのサウナコミュニティは広げつつ、深めていき、情報交換やイベントなどの参加を通して、サウナで幸せになる人がひとりでも増えてくれたらいいなと願う。

この記事を読んでくれてた読者のみなさんも、ぜひ楽しい趣味を探して、深めて、楽しい人生を謳歌してもらいたい。

受動的でなく、能動的に「遊ぶ」こと。
これが、これからの時代に必須になっていくであろうと私は考える。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。


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